男子テニスの最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)は14日、シングルス イリ・ナスターゼグループの第3戦が行われ、第5シードの
T・フリッツ(アメリカ)が第7シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)を5-7, 6-4, 6-3の逆転で破って勝利をあげた。また、その後の試合結果により、2022年以来2年ぶり2度目のベスト4進出を果たしている。
>>Nitto ATPファイナルズ 予選ラウンドロビン勝敗<<>>ダニエル 太郎、綿貫 陽介ら 兵庫ノア・チャレンジャー組合せ<<同大会は今季の獲得ポイント上位8選手のみが出場できるシーズン最後の大会。4選手ずつ2グループに分かれ予選ラウンドロビン形式で争い、各グループ上位2名が準決勝に進出する。
世界ランク5位のフリッツは2022年以来2年ぶり2度目の参戦。当時は初出場ながら予選ラウンドロビンを突破したものの、準決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に屈した。
今大会は予選ラウンドロビン第1戦で第4シードの
D・メドベージェフに勝利したが、第2戦で第1シードの
J・シナー(イタリア)に敗北。1勝1敗で第3戦を迎えた。
第3戦、フリッツは接戦の末に第1セットを落としたが、第2・ファイナルセットでは各セット1度ずつブレークに成功し2時間8分で逆転勝ちした。
その後行われたイリ・ナスターゼグループ第3戦では、シナーがメドベージェフに勝利し予選ラウンドロビン3連勝を達成。この結果、フリッツの決勝トーナメント進出が決まった。同グループは1位シナー、2位フリッツとなる。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはフリッツのコメントが掲載されている。
「試合には勝ったけど、ベースラインからの競り合いで勝てたと思える瞬間は、正直なかったような気がする。彼は僕を上回っていた。けど、ようやく第2セットの終盤に自分のサーブを見つけることができたんだ。サーブがよくなっていたから、彼のサービスゲームにプレッシャーをかけることができたんだ」
「ファーストサーブが決まらなかったとき、彼はベースラインから僕を殺していた。いいタイミングでいいショットが打てたし、彼のミスからプレーすることもできたけど、それでも信じられないくらいタフだったよ」
【Nitto ATPファイナルズ2024の予選ラウンドロビン】
※[]内はシード
●イリ・ナスターゼグループ
[1]シナー 3勝0敗
[4]メドベージェフ 1勝2敗
[5]フリッツ 2勝1敗
[7]デ ミノー 0勝3敗
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