男子テニスのロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は12日、シングルス準決勝が行われ、第4シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第7シードの
T・フリッツ(アメリカ)を6-4, 7-6 (8-6)のストレートで下し、6年ぶり5度目の決勝進出を果たすとともに、ツアー通算100度目の優勝まであと1勝とした。
>>シナーvsジョコビッチ 1ポイント速報<<>>シナー、ジョコビッチら 上海マスターズ組合せ<<37歳のジョコビッチが同大会に出場するのは5年ぶり10度目。過去4度(2012,2013,2015,2018)優勝を飾っている。
今大会は初戦の2回戦で世界ランク43位の
A・ミケルセン(アメリカ)、3回戦で第28シードの
F・コボッリ(イタリア)、4回戦で同61位の
R・サフィウリン、準々決勝で65位の
J・メンシク(チェコ)を下し準決勝に駒を進めた。
迎えた準決勝、ジョコビッチは第1セットの第5ゲームでブレークするとそのまま先行する。
続く第2セットではジョコビッチが第5ゲームでブレークポイントを3度迎えるもフリッツがキープする。ジョコビッチはゲームカウント5-6の時点で左腰付近に違和感を感じメディカルタイムアウトを取る。それでもジョコビッチはタイブレークまでもつれ込んだ試合を制し、1時間56分で決勝進出を決めた。
試合後のインタビューでジョコビッチはこの大会と100度目のタイトル獲得について次のように語っている。
「中国で5年間プレーしていなかった後に上海に来た。上海も北京も常に大きな成功を収めてきた場所だ。僕は多くのタイトルを獲得し、素晴らしい戦いと素晴らしいパフォーマンスを見せてきた。何度も言うが、ここで得られるサポートは非常に大きく、とても感謝している」
「決勝に進出して100回目のタイトルを目指して戦いたいというビジョンと願望を持ってここに来た。世界最高の選手と対戦するチャンスがあるので、何が起こるか見てみよう」
ジョコビッチは現在ツアー優勝回数が99度となっており、
J・コナーズ(アメリカ)、
R・フェデラー(スイス)に続く3人目の快挙となる通算100度目のタイトル獲得まであと1勝とした。
また、今季初の「ATPマスターズ1000」決勝進出となったジョコビッチは、17シーズンで同グレードの大会で決勝進出を果たした。これはフェデラーと
R・ナダル(スペイン)に並ぶ記録となる。
決勝では世界ランク1位で第1シードの
J・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは準決勝で第30シードの
T・マハーチ(チェコ)をストレート下しての勝ち上がり。
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