男子テニスのロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は8日、シングルス3回戦が行われ、第4シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第28シードの
F・コボッリ(イタリア)に6-1, 6-2のストレートで圧勝し、5年ぶり10度目のベスト16進出を果たした。試合後のオンコートインタビューでは「自分が何をすべきかという明確なゲームプランがあった」とシード選手に対する圧倒的なプレーについて語った。
>>シナー、アルカラスら 上海マスターズ組合せ<<37歳のジョコビッチが同大会に出場するのは5年ぶり10度目。過去4度(2012,2013,2015,2018)優勝を飾っている。今大会は初戦の2回戦で世界ランク43位の
A・ミケルセン(アメリカ)を下し3回戦に駒を進めた。
世界ランク30位のコボッリとの顔合わせとなった3回戦の第1セット、ジョコビッチはファーストサービス時に83パーセントの確率でポイントを獲得しコボッリに1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは2度目のブレークを奪い先行する。
続く第2セット、ジョコビッチは第5ゲームでブレークポイントを握ると、最後はバックハンドのウィナーを決め先にブレークに成功。その後、第7ゲームでもブレークを果たしたジョコビッチは圧勝で16強入りを決めた。
今シーズン、マッチ34勝8敗としたジョコビッチはオンコートインタビューで「最初からアグレッシブにプレーし、すべてのボールを使ってポイントの主導権を握ろうとするなど、自分が何をすべきかという明確なゲームプランがあった。コボッリは昨夜の試合で疲れていたようだ。それが今日の彼にフィジカル的なダメージを与えたんだと思う。僕はあまり多くの試合をプレーしていないけど、その分、フレッシュな気持ちでプレーできていると思う」と語った。
勝利したジョコビッチは4回戦で世界ランク61位の
R・サフィウリンと対戦する。サフィウリンは3回戦で第13シードの
F・ティアフォー(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)や第7シードの
T・フリッツ(アメリカ)、第9シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)、第10シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第12シードの
H・ルーネ(デンマーク)らが16強入りを決めた。
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