テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間27日(現地26日)、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク53位の
西岡良仁と同54位の
M・キツマノビッチ(セルビア)が対戦。西岡からみて6-7 (2-7), 6-2, 7-5, 5-7, 0-1の場面で西岡がプレー不可能となり途中棄権となった。
>>西岡 良仁、ダニエル 太郎、シナーら 全米OP組合せ<<>>錦織 圭vsヴィンセント ルジェリ 1ポイント速報<<>>大坂 なおみvsオスタペンコ 1ポイント速報<<28歳の西岡が同大会に出場するのは7年連続10度目。最高成績は2015年と2019年の2回戦進出となっている。
24歳のキツマノビッチとの顔合わせとなった1回戦の第1セット、2度のブレークを奪い合いタイブレークに突入すると、6ポイントを連取されるなど苦戦した西岡は追いかける展開となる。それでも第2セットではファーストサービスが入ったときにわずか1ポイントしか落とさないプレーを見せると、1度もブレークポイントを与えることなくセットカウント1-1に追いつく。
接戦となった第3セット、2度のブレークを取り合い終盤に入るも、第11ゲームでブレークに成功した西岡が突き放しセットカウント2-1と勝利に王手をかけた。第4セット、勢いに乗る西岡は第1ゲームでいきなりブレーク。第6ゲームでブレークバックされるも、直後の第7ゲームでこのセット2度目のブレークを奪う。しかし西岡はその後サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームでブレークバックされると、そこから連取されセットカウント2-2に追いつかれた。
ファイナルセット、第2ゲーム途中から左足のもも裏付近を伸ばす仕草を繰り返すなど疲労が溜まっている様子をみせる西岡。その後は左手や股関節付近も痙攣しているような症状をみせると、コート脇に倒れ込んでしまう。しばらく倒れ込んでいた西岡に対し全米オープンのメディカルチームや日本代表ナショナルチームのメディカルもコートに入り治療を行う。その後プレー続行不可能となり、ファイナルセット第2ゲーム途中で棄権となった。試合時間は3時間31分。
勝利したキツマノビッチは2回戦で第18シードの
L・ムセッティ(イタリア)と対戦する。ムセッティは1回戦で世界ランク324位の
R・オペルカ(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
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