男子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は現地16日にシングルス3回戦が行われ、世界ランク27位の
F・ティアフォー(アメリカ)が同35位の
J・レヘチカ(チェコ)を約3時間の死闘の末に6-4, 6-7 (10-12), 7-6 (7-5)のフルセットで下し、初のベスト8進出を果たした。試合終了時刻は現地17日の午前1時を過ぎていた。
>>シナー、ズベレフらシンシナティOP組合せ<<>>シフィオンテクらシンシナティOP組合せ<<26歳のティアフォーが同大会に出場するのは8年連続8度目。最高成績は2017年に記録した16強となっていた。
今大会は1回戦で世界ランク53位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、2回戦で第14シードの
L・ムセッティ(イタリア)を下し、2017年大会に並ぶベスト16入りを果たした。
22歳のレヘチカとの顔合わせとなった3回戦、第1セットを獲得したティアフォーは第2セットのタイブレークで3度のマッチポイントを握る。しかし、ティアフォーはこれを全て決め切ることができず、逆にレヘチカにセットポイントをものにされ1セットオールに追いつかれる。
ファイナルセット、第6ゲームで先にブレークを果たしたティアフォーは第8ゲームで4度目のマッチポイントを握るも、ここもレヘチカにしのがれる。すると、直後のサービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームでブレークバックを許し、ティアフォーは追いつかれる。
そのまま突入したタイブレーク、ティアフォーは先にミニブレークを許したものの、中盤以降に2度のミニブレークに成功。5度目のマッチポイントは再び逃したものの、6度目のマッチポイントをものにし、2時間52分で同大会初の8強入りを決めた。試合終了時刻は現地17日の午前1時8分頃だった。
深夜の死闘をを制したティアフォーは、準々決勝で第5シードの
H・フルカチュ(ポーランド)と対戦する。フルカチュは3回戦で世界ランク31位の
F・コボッリ(イタリア)を下しての勝ち上がり。
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