男子テニスで世界ランク4位の
A・ズベレフ(ドイツ)は9日、海外メディア「Tennis Channel」のインタビュー動画に登場。東京オリンピック(日本/東京、ハード)とパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)を比較し「東京の方がずっと良かったし、組織もずっと良かったと思う」と明かした。
>>錦織 圭vsボルジェス 1ポイント速報<<>>錦織 圭、シナー、ズベレフらナショナルバンクOP組合せ<<前週のパリオリンピックに第3シードとして出場した27歳のズベレフは前回で東京オリンピックで金メダルを獲得。連覇を狙って2大会連続2度目のオリンピックに出場した。
そして1回戦で
J・ムナル(スペイン)、2回戦で
T・マハーチ(チェコ)、3回戦で
A・ポピリン(オーストラリア)と全てストレートで勝利し順当に8強入りした。しかし、準々決勝では第11シードの
L・ムセッティ(イタリア)に5-7, 5-7のストレートで屈し、4強入りを逃し大会を後にした。
そのズベレフは今週のナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)に第2シードとして出場。上位8シードは1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク30位の
J・トンプソン(オーストラリア)を6-1, 6-1のストレートで破り初戦を突破した。
そして試合終了後、ズベレフは「Tennis Channel」のインタビュー動画に登場。フランスのパリからカナダのモントリオールに移動したこと、クレーコートからハードコートに移行したことについて次のように言及した。
「とても急な変化。パリからここまで高速フライトで来たけど、時差は6時間、クレーコートからハードコートへの切り替えがあった。だから、今日と今週のこれまでの結果は外から観た人にとっては少し奇妙に映ったと思うけど、そうなるのには理由がある。オリンピックに出場した選手たちにとっては急激で厳しい変化だよ。簡単ではないけど今日のレベルには非常に満足している。これからも向上し続けられることを願っている」
さらにパリオリンピックと東京オリンピックのどちらの方が良かったか問われズベレフは次のようにコメントした。
「僕は東京の方が好きだったし、もちろん金メダルを獲る方が好きなのは言うまでもないけど、オリンピックに参加するのはいつも特別なことだよ。今年は、みんながよく知っているローランギャロス(全仏オープン会場)で行われたので特別な年だった。でも同時に、とても違ったものだった」
「残念ながら、選手村は最高ではなかったと認めざるを得ない。僕もドイツチーム全員もそこに滞在した。連盟からの指示でそうなったんだ。食事や睡眠の面では少し苦労したよ。部屋にエアコンがなかったのは僕にとって大変だったけど、それはみんなにとって同じことだったので文句は言わない」
「そういう意味では、東京の方がずっと良かったし、組織もずっと良かったと思う。それでも選手全員と一緒にそこにいられたのは素晴らしい経験だったし、選手村に戻ってこられたことは楽しかった。でも、勝つことが常に最も楽しい部分であり、今回はそれを達成できなかった。」
なお、ナショナル・バンク・オープンで初戦を突破したズベレフは3回戦で第13シードの
H・ルーネ(デンマーク)と対戦する。また雨天の影響により日程が過密となっているため、勝利した場合は同日に準々決勝を戦うこととなる。
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