女子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、WTA1000)に出場している世界ランク95位の
大坂なおみと元世界ランク5位の
E・ブシャール(カナダ)が同大会が主催したメンタルヘルスに関するイベントに登壇。大坂は「自分に合うものを見つけることが大切」と語った。
>>大坂vsメルテンス 1ポイント速報<<>>錦織 圭、シナーらナショナルバンクOP組合せ<<>>大坂 なおみらナショナルバンクOP組合せ<<26歳の大坂は2018年の9月に全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で四大大会初制覇を経験すると、翌2019年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、2020年の全米オープン、2021年の全豪オープンと計4度グランドスラムで優勝。世界ランク1位にも輝き、23歳にしてトップに君臨していた。
しかし、2021年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では同大会期間中に記者会見をしないことを公表。2018年の全米オープン優勝以降うつ病に悩んでいたことも明かした。
その後は世界ランクも大きく下がった大坂だったが、2023年に第一子となる長女のシャイちゃんが誕生するとメンタルにも変化が。今シーズンから復帰を果たすと、会見などでメンタルに関してポジティブな思いを発信し続けている。
その大坂はナショナル・バンク・オープンのメンタルヘルスに関するイベントに登壇し自身の経験を語った。
「『対処』という言葉があるだけで、自分がいつも困難な状況にあるわけではないような気がします。でも、そうなったときは、自分に合うものを見つけることが大切だと思います」
また、大坂は練習や試合をしているとき、自分の周りに「家族のような雰囲気があること」が好きだとも明かした。
「テニス選手はいつも、自分ひとりでプレーしている、孤立している、チームの中にいない、と言われます。でも、私にとってはそれは真実ではないです。一緒に旅をして、お互いを知り、一緒に楽しむ。私にとっては、楽しい雰囲気の人たちと一緒にいるのが大好きなの。だから、彼らは私の精神的健康を維持する上で本当に大きな役割を果たしているんです」
大坂は7日に行われた1回戦で第9シードの
O・ジャバー(チュニジア)を撃破。2回戦で世界ランク35位の
E・メルテンス(ベルギー)と対戦する。
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