男子テニスのムバダラ・シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)は日本時間3日(現地4日)に世界ランク139位の
D・シャポバロフ(カナダ)と第2シードの
B・シェルトン(アメリカ)のシングルス準々決勝が行われたが、シャポバロフが6-7 (5-7), 6-6 (3-6)の時点でスポーツマンシップに反する行為により失格となった。
>>【動画】シャポバロフまさかの失格、実際のシーン<<>>ルブレフ、シェルトンら ムバダラ・シティOP組合せ<<今大会にワイルドカード(主催者推薦)で出場した25歳で元世界ランク10位のシャポバロフ。1回戦では世界ランク76位の
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、2回戦では第6シードの
A・マナリノ(フランス)、3回戦では第12シードの
M・キツマノビッチ(セルビア)を下し8強入りした。
そしてこの日の準々決勝では世界ランク14位のシェルトンと対戦したシャポバロフ。第1セットをタイブレークの末に落とし先行を許すも、第2セットもシェルトンと互角の戦いをみせタイブレークに持ち込む。
しかし、このタイブレークでシャポバロフは3度のミニブレークを許し3-6と後がなくなる。するとこの場面で苛立ちを募らせたシャポバロフはラケットをコートに叩きつけるとともに、観客に言葉を発した。
するとこの行為がスポーツマンシップに反する不適切な行為だったとし、主審がシャポバロフにコードバイオレーションを宣告。その後スーパーバイザーが呼ばれ協議が行われると、シャポバロフに失格が宣告された。
この結果、シャポバロフは今大会で獲得した賞金とポイントを没収されることになる。
シャポバロフは過去に、2017年の国別対抗戦のデビスカップでも主審にボールをぶつけてしまい失格になっている。
一方、思わぬ形で4強入りしたシェルトンは準決勝で第10シードの
F・コボッリ(イタリア)と対戦する。コボッリは準々決勝で第15シードの
A・ミケルセン(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
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