テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は10日、女子シングルス準々決勝が行われ、第4シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)が第21シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)を6-3, 6-2のストレートで破り、2022年以来2年ぶり2度目のベスト4進出を果たした。
>>フリッツvsムセッティ 1ポイント速報<<>>ルバキナ、パオリーニら ウィンブルドン組合せ<<2022年のウィンブルドンで四大大会初制覇となる優勝を経験したルバキナ。今大会では1回戦で世界ランク152位の
E・ルース(ルーマニア)、2回戦で同72位の
L・シゲムンド(ドイツ)、3回戦で同91位の
C・ウォズニアッキ(デンマーク)を下し16強入り。4回戦では6-3, 3-0とリードした時点で第17シードの
A・カリンスカヤが棄権したためベスト8に駒を進めた。
世界ランク21位のスイトリナと対戦した準々決勝、28本のウィナー、7本のサービスエースを決めたルバキナはファーストサービスが入ったときに85パーセントの高い確率でポイントを獲得。1度ブレークを許すもリターンゲームでは4度のブレークを奪い1時間1分で勝利した。
試合後のオンコートインタビューでルバキナは「彼女(スイトリナ)と対戦するのはいつも大変よ。素晴らしい選手でありファイター。スコアがどうであれ、見た目ほど簡単ではなかった」とコメント。
「2022年の素晴らしい思い出がたくさんある。コートに立つ度に本当に楽しんでいるわ。特に良いプレーをしているときは本当に素晴らしい。皆さん、応援に来てくれてありがとう」
勝利したルバキナは準決勝で第31シードの
B・クレチコバ(チェコ)と対戦する。クレチコバは準々決勝で第13シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)を6-4, 7-6 (7-4)のストレートで下しての勝ち上がり。
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