テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は5日、女子シングルス3回戦が行われ、世界ランク135位の
E・ラドゥカヌ(イギリス)が第9シードの
M・サッカリ(ギリシャ)を6-2, 6-3のストレートで破り、2021年以来3年ぶり2度目のベスト16進出を果たした。
>>アルカラス、シナー、ジョコビッチらウィンブルドン組合せ<<>>シフィオンテクらウィンブルドン組合せ<<2021年のウィンブルドンでは四大大会初出場ながら16強入りをすると、その後の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では決勝で
L・フェルナンデス(カナダ)を決勝で下し四大大会初制覇を成し遂げた21歳のラドゥカヌ。
今大会は1回戦で世界ランク98位の
R・サラスア(メキシコ)、2回戦で同33位の
E・メルテンス(ベルギー)をいずれもストレートで下し3回戦に駒を進めている。
この試合、ラドゥカヌは3本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに71パーセントの確率でポイントを獲得。サッカリに7度のブレークポイントを握られたものの、これをすべて凌ぎ切る粘りを見せた。
リターンゲームでは9度のブレークチャンスを創出し、4度ブレークに成功。1時間32分で勝利し、優勝した全米オープン以来となる四大大会16強入りを決めた。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはラドゥカヌのコメントが掲載されている。
「もちろんとてもうれしい。本当に良い試合ができたと思う。正直なところ、それが1番うれしいわ。次のラウンドがとても楽しみ」
ラドゥカヌは4回戦で予選勝者で世界ランク123位のL・サン(ニュージーランド)と対戦する。サンは3回戦で同61位の
ヂュー・リン(中国)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
C・ガウフ(アメリカ)や第12シードの
M・キーズ(アメリカ)らが16強入りを決めている。
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