テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は1日、男子シングルス1回戦が行われ、第1シードの
J・シナー(イタリア)が世界ランク110位の
Y・ハンフマン(ドイツ)を6-3, 6-4, 3-6, 6-3で下し、3年連続3度目の初戦突破を果たした。
>>錦織 圭vsリンデルクネシュ 1ポイント速報<<>>錦織 圭、西岡 良仁、ダニエル 太郎ら ウィンブルドン組合せ<<>>大坂 なおみvsナヴァッロ 1ポイント速報<<22歳のシナーは今季1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会初優勝を飾ると、6月10日付のATP世界ランキングで初の世界ランク1位の座に就いた。
今大会は世界ランク1位として迎える初の四大大会となる。
1回戦の第1セット、シナーは第6ゲームで先にブレークを果たし幸先よく先行すると、第2セットでも1度のブレークを奪い2セットアップとする。
しかし、第3セットはハンフマンに序盤で4ゲームを連取され1セットを返される。
それでも第4セット、シナーはファーストサービス時に82パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークポイントを与えないプレーを披露。リターンゲームでは第4ゲームでブレークポイントを握ると、最後は鋭いバックハンドでハンフマンのミスを誘いブレークを果たし、2時間58分で2回戦に駒を進めた。
勝利したシナーは2回戦で世界ランク59位の
M・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。ベレッティーニは1回戦で同70位の
M・フチョビッチ(ハンガリー)を下しての勝ち上がり。
2回戦で顔を合わせるベレッティーニは2021年の同大会で準優勝を飾っている。シナーは試合後のオンコートインタビューで次戦について「大きな挑戦になる」と語った。
「(2回戦は)厳しい試合だ。彼はここで決勝に進出していて、このサーフェスでのプレーの仕方をよく知っている。僕にとっては大きな挑戦になる。楽しみだよ」
シナーとベレッティーニは昨年のナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)2回戦で1度対戦しており、この時はシナーが6-4, 6-3で勝利している。芝コートでは今回が初対戦となる。
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