女子テニスのエコトランス レディース オープン(ドイツ/ベルリン、芝、WTA500)は20日、シングルス2回戦が行われ、第5シードの
M・ボンドロウソワ(チェコ)は世界ランク24位の
A・カリンスカヤと対戦したが第1セットのゲームカウント5-5の時点で棄権を表明。この試合の第9ゲーム、ボンドロウソワは芝に足を取られ転倒し右脚を痛めていた。
>>【動画】ウィンブルドン女王ボンドロウソワが芝で転倒、足を取られ右太もも裏を負傷<<>>ガウフらエコトランス レディースOP組合せ<<24歳で世界ランク6位のボンドロウソワは昨年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で四大大会初優勝。1968年のオープン化以降のウィンブルドンでノーシードの選手が女子シングルスを制するのは史上初の快挙となった。
そしてウィンブルドン2連覇を目指し前哨戦となるエコトランス レディース オープンに出場。1回戦では世界ランク100位の
R・マサロヴァ(スペイン)をストレートで下し初戦を突破した。
2回戦の第1セット、ボンドロウソワは第4ゲームでブレークに成功しゲームカウント5-3とリード。しかし、サービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲーム、1ポイント目のラリー中にボンドロウソワが芝に足を取られ転倒。右太ももの裏を痛めるとこのゲームでブレークバックを許す。
その後、第10ゲームでもプレーを続行したボンドロウソワだったがラブゲームでキープされると終了時点で棄権を表明した。試合時間は1時間3分。
なお、勝ち上がりを決めたカリンスカヤは準々決勝で第2シードの
A・サバレンカと世界ランク14位の
D・カサトキナのどちらかと対戦する。
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