テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は5月31日、男子シングルス3回戦が行われ、第6シードの
A・ルブレフは世界ランク35位の
M・アルナルディ(イタリア)に6-7 (6-8), 2-6, 4-6のストレートで敗れ、2022年以来2年ぶり3度目のベスト16進出とはならず2年連続で3回戦敗退となった。試合中に苛立ちを露わにしたルブレフは会見で「完全に我を失った」と明かした。
>>【動画】苛立ち爆発!ルブレフがラケットを叩きつける<<>>ジョコビッチ、シナー、アルカラスら全仏OP組合せ<<世界ランク6位で26歳のルブレフが同大会に出場するのは5年連続6度目。最高成績は2020年と2022年の8強となっているが、昨年は3回戦で
L・ソネゴ(イタリア)に屈し敗退した。
今大会は1回戦で世界ランク80位の
ダニエル太郎、2回戦で同48位の
P・マルティネス(スペイン)を下し3回戦に進んだ。
23歳のアルナルディとの顔合わせとなった3回戦の第1セット、ルブレフは両者1度ずつブレークを奪い合い迎えたタイブレークを落とし先行される。
続く第2セット、両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた第5ゲームでこのセット2度目のブレークを許したルブレフは苛立ちを抑えきれずラケットを叩きつけた。さらにルブレフは第7ゲームでもブレークされるとラケットを叩きつけ、ベンチを蹴るなどし警告を受けた。
そのまま第2セットを落としたルブレフは、第3セットもアルナルディのサービスを崩せず、自身は第7ゲームでブレークを許し、2時間33分で力尽きた。
試合後の会見でルブレフは「自分の振る舞いやパフォーマンスに完全に失望したし、グランドスラムでこれほどひどい振る舞いをした覚えはない。あそこまでひどいのは初めてだと思う。特に言うことはない」とコメント。
「全体的にチャンスがたくさんあったのに、それをものにできなかった。ある瞬間、完全にリードを許してしまった。その後、巻き返し再びリードするチャンスがたくさんあったのにそれを逃してしまったんだ。内心では我慢していたけど、第2セットで2度目のブレークを許したとき、完全に我を失った」
なお、トップ10から勝利を挙げたアルナルディは4回戦で第9シードの
S・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスは3回戦で世界ランク44位の
ジャン・ジジェン(中国)を6-3, 6-3, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
J・シナー(イタリア)、第3シードの
C・アルカラス(スペイン)、世界ランク79位の
C・ムーテ(フランス)が16強に駒を進めた。
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