テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は5月31日、シングルス3回戦が行われ、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が世界ランク42位の
M・ブズコバ(チェコ)を6-4, 6-2のストレートで破り、6年連続6度目のベスト16進出を果たした。試合後の会見でシフィオンテクは同134位の
大坂なおみとの2回戦後に涙を流したことについて語った。
>>【動画】大坂なおみとの死闘、女王シフィオンテク 勝利も涙<<>>シフィオンテク、サバレンカら全仏OP組合せ<<世界ランク1位のシフィオンテクが同大会に出場するのは6年連続6度目。2020年・2022年・2023年に優勝を飾っており、今大会では3連覇と4度目の優勝を狙っている。1回戦では予選勝者で世界ランク148位のL・ジャンジャン(フランス)、2回戦では大坂を下し3回戦に駒を進めた。
この日23歳の誕生日を迎えたシフィオンテクは34本のウィナーを決めファーストサービスが入った時に74パーセントの確率でポイントを獲得。1度のブレークを許したもののリターンゲームで4度のブレークに成功し1時間33分で勝利した。
誕生日に勝利を挙げたシフィオンテクは会見で「負けたら大惨事になるからプレーに集中しないといけないと分かっていたわ。だから、試合が終わるまで誕生日だなんて感じなかったのは確か。勝ててうれしいし、自分にプレゼントをあげたような気分よ」とコメントした。
2回戦で大坂との2時間57分に及ぶ死闘を7-6 (7-1), 1-6, 7-5のフルセットの末に制したシフィオンテク。SNS上では試合後に涙を流す女王の様子が話題となっており、そのことについて言及した。
「感情が溢れ出ていた。正直、トーナメントから敗退するだろうと思っていたわ。コート上で何かを感じていたと思うけど、それが後から私を襲った。勝ったことはうれしかったけど、本当にギリギリの感じだった。それで、ただ泣いてしまった」
勝利したシフィオンテクは4回戦で世界ランク41位の
A・ポタポヴァと対戦する。ポタポヴァは3回戦で同37位の
ワン・シンユ(中国)を7-5, 6-7 (6-8), 6-4のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第3シードの
C・ガウフ(アメリカ)、第5シードの
M・ボンドロウソワ(チェコ)、第8シードの
O・ジャバー(チュニジア)らが16強に駒を進めた。
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