テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は5月31日、男子シングルス3回戦が行われ、第2シードの
J・シナー(イタリア)が世界ランク56位の
P・コトフに6-4, 6-4, 6-4のストレートで快勝し、2年ぶり4度目のベスト16進出を果たした。試合後、シナーは「状態は良い」と語った。
>>ジョコビッチ、シナーら全仏OP組合せ<<>>シフィオンテク、サバレンカら全仏OP組合せ<<22歳で世界ランク2位のシナーが同大会に出場するのは5年連続5度目。最高成績は2020年の8強となっている。
今大会は1回戦で世界ランク46位の
C・ユーバンクス(アメリカ)、2回戦で同124位の
R・ガスケ(フランス)を下し3回戦に駒を進めた。
3回戦で対戦するコトフとは2度目の顔合わせ。今年4月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)3回戦で対戦しており、この時はシナーが6-2,7-5のストレートで勝利した。
この日の3回戦、シナーはファーストサービス時に79パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークを与えず、リターンゲームでは各セット1度ずつブレークに成功。試合を通じて36本のウィナーを決めたシナーは盤石の勝利で16強入りした。
また、今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を制しているシナーはこれで四大大会でマッチ10連勝となった。
試合後の会見でシナーはこの一戦を振り返った。
「次のラウンドに進めて嬉しい。厳しい試合だった。彼(コトフ)はとても素晴らしい選手だ。少し前に彼と対戦したから、彼はいくつかの点を変えてきた。勝ち進めて嬉しいよ。次のラウンドで何ができるか見てみよう」
身体の状態については改善すべき点はあるとしつつも「状態は良い。今のところ(大会前に痛めた)腰の状態は良く、とても誇りに思う。僕とチームはここでプレーできる状態になるために非常に良い仕事をした」とコメントした。
勝利したシナーは4回戦で世界ランク79位の
C・ムーテ(フランス)と対戦する。ムーテは3回戦で同45位の
S・オフナー(オーストリア)を3-6, 6-4, 6-4, 6-1の逆転で下しての勝ち上がり。
[PR]全仏オープンテニス 5/26(日)~6/9(日)
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