女子テニスのツアー下部大会、W15大東建託オープンsupported by JWT50(日本/福井、ハード、ITF1.5万ドル)は22日にシングルス1回戦が行われ、17歳の
西村佳世らが初戦突破を果たした。
JWT50は日本女子テニスの活性化と若手選手の育成を目的に、世界ランキング50位以内をマークした元プロテニス選手の有志が2022年に創設した団体。女子テニスの黄金期を築いた
伊達公子、
杉山愛、
神尾米を理事に、世界で活躍した名だたるプレーヤーたちが揃い、大会機会の創出、テニスを通したコミュニケーションアクションを展開している。
同団体は今年、W15の大会を富山、福井、有明、札幌で計6大会開催すると発表。前週の富山大会に続き、2週連続となる今大会は福井で開催されている。
W15はITF(国際テニス連盟)によるワールド・テニス・ツアーで、女子プロテニスの最下部の大会。世界ランキング獲得のためのファーストステップとなるもので、WTA(女子テニス協会)ランキングへとつながる。
このグレードの大会を日本で開催することで世界への挑戦を後押しする。
22日にはシングルス1回戦12試合が行われ、前週の富山大会でITF大会初優勝を飾った西村らが初戦を突破。前日に行われた1回戦と合わせ、日本勢14名が2回戦に駒を進めた。
【1回戦の結果】()内はシード
※ドロー順
(1)
虫賀心央 6-1, 6-2 (WC)津田梨央
(Q)東谷和 6-4, 6-4 リウ・ヤニ(中国)
力石優衣 6-3, 7-6 (7-4) (Q)S・バシン(インド)
永田杏里 2-6, 6-3, 6-2 (6)
光崎楓奈(4)ウー・ホーチン(香港) 6-3, 7-6 (7-5) リン・ファンアン(台湾)
(WC)小山ほのり 4-6, 6-3, 6-4 (Q)新井愛梨
松田鈴子 4-6, 6-1, 6-3 ゼン・ジシュアン(中国)
(8)山﨑郁美 6-2, 6-4 (WC)服部天寧
小林ほの香 6-4, 3-6 ret (5)
大前綾希子(Q)大脇結衣 5-7, 6-1, 1-0ret
鮎川真奈細木祐佳 6-2, 6-2 (Q)長谷川芽衣
(3)
秋田史帆 6-0, 6-3 勝見幸璃
西村佳世 6-1, 6-4 (7)
阿部宏美(WC)黄川田莉子 3-6, 7-5, 6-4 (Q)
佐藤久真莉(Q)添田栞菜 6-3, 6-4 (Q)袖山穂菜美
(2)V・モルバヨワ(スロバキア) 6-4, 6-2 キム・ユジン(韓国)
【2回戦の組み合わせ】
※ドロー順
(1)虫賀心央 vs (Q)東谷和
力石優衣 vs 永田杏里
(4)ウー・ホーチン(香港) vs (WC)小山ほのり
松田鈴子 vs (8)山﨑郁美
小林ほの香 vs (Q)大脇結衣
細木祐佳 vs (3)秋田史帆
西村佳世 vs (WC)黄川田莉子
(Q)添田栞菜 vs (2)V・モルバヨワ(スロバキア)
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