女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は13日、シングルス4回戦が行われ、第7シードの
ジェン・チンウェン(中国)が世界ランク173位の
大坂なおみを6-2, 6-4のストレートで破り、2年連続2度目のベスト8進出を果たした。試合後、勝利したジェンは「彼女が手強いことは知っていた」と明かした。
>>【動画】大坂なおみ 4回戦敗退、全豪準Vに屈す<<>>シフィオンテク、サバレンカらBNLイタリア国際組合せ<<21歳のジェンは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で中国人女子選手史上2人目となる四大大会制覇を逃したものの準優勝を果たし大きくランキングを上げて7位に浮上。キャリアハイを更新すると共に中国人選手2人目のトップ10入りを記録する快挙を達成している。
前週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)では初戦敗退を喫したものの今大会では初戦となる2回戦で世界ランク398位の
S・ロジャース(アメリカ)、3回戦で第29シードの
L・ノスコヴァ(チェコ)を破り、16強入りを決めた。
そして大坂と対戦した4回戦の第1セット、第1・第2ゲームで互いにブレークを奪い合うと第5ゲームでジェンが2度目のブレークに成功。ミスを重ねる大坂から5ゲーム連取に成功し先行する。
続く第2セットではファーストサービスが入ったときに85パーセントの高い確率でポイントを獲得し1度もブレークポイントを与えず。リターンゲームでは第1ゲームでブレークに成功し、1時間24分で勝利した。
試合後のオンコートインタビューで「彼女が手強いことは知っていた。どんなサーフェスでもね。彼女はこれまでに多くのグランドスラムタイトルを獲得した。母親として復帰するのは簡単なことではない。私はいつもこのような選手たちをとても尊敬している。今日はコート上で全てを出し切ろうとしたし、自分自身を本当に誇りに思っているわ。なおみにも本当によくやっていたと言葉をかけたい。すべての選手が母親として復帰するというメンタリティを持っているわけではないからね」とコメントした。
勝利したジェンは準々決勝で第3シードの
C・ガウフ(アメリカ)と世界ランク126位の
P・バドサ(スペイン)のどちらかと対戦する。
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