男子テニスで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)は10日、X(旧ツイッター)を更新。同日行われたBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)シングルス2回戦後、観客のサインに応じた際、頭部にボトルが直撃したことについて「僕は大丈夫」と無事を報告した。
>>【動画】ジョコビッチの頭部にボトル直撃、倒れこむまさかの事態<<>>ジョコビッチ、ナダルらBNLイタリア国際組合せ<<36歳のジョコビッチは10日、BNLイタリア国際の2回戦に登場。先月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)以来 約1ヵ月ぶりの実戦復帰となったこの日はラッキールーザーで本戦入りした世界ランク83位の
C・ムーテ(フランス)と対戦した。
試合序盤は苦戦しゲームカウント1-3とされたジョコビッチだが第5ゲームから怒涛の5ゲーム連取に成功し第1セットを先取する。続く第2セットでは安定したサービスゲームを展開。12本のアンフォーストエラーを犯すなどミスが目立ったムーテに1ゲームしか取られず、1時間24分で勝利した。スコアは6-3, 6-1。
試合後、観客のサインに応じたジョコビッチだが、ここで事件が発生。観客が持っていたと思われるボトルが落下し頭部に直撃して倒れこんだ。その後、うずくまったジョコビッチだが警備員に支えられ会場を後にした。
その後、ジョコビッチはSNSを更新し「心配のメッセージをありがとう。これはアクシデントであり、今はホテルで患部を冷やして休んでいるので大丈夫。ではまた日曜日に」と投稿し無事を報告した。
なお、今回の勝利でジョコビッチはマッチ勝利数を1099に伸ばすことに。1100勝がかかる3回戦では第29シードの
A・タビロ(チリ)と対戦する。タビロは2回戦で世界ランク59位の
Y・ハンフマン(ドイツ)を6-3, 7-6 (7-4)のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第8シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)、第11シードの
T・フリッツ(アメリカ)、第12シードの
B・シェルトン(アメリカ)、第16シードの
K・ハチャノフらが3回戦に駒を進めた。
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