女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は9日、シングルス2回戦が組まれており、世界ランク173位の
大坂なおみは第19シードで同20位の
M・コスチュク(ウクライナ)と対戦する。コスチュクは前週大会で初戦敗退となったものの今季クレー初戦では準優勝を果たし前回の世界ランキング更新ではキャリアハイとなる20位を記録した。なお、試合は日本時間9日の20時(現地13時)以降に開始予定。
>>大坂 なおみvsコスチュク 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ、シフィオンテクらBNLイタリア国際組合せ<<21歳のコスチュクは今季開幕と共にシーズンをスタートさせると1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でグランドスラム初の8強入り。その後、3月のCymbiotika サンディエゴ オープン(アメリカ/サンディエゴ、ハード、WTA500)で準優勝すると続くBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)で4強入りを決めた。
さらにクレー大会初戦となった先月のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、室内クレー、WTA500)では第5シードの
ジェン・チンウェン(中国)、第3シードの
C・ガウフ(アメリカ)、第6シードの
M・ボンドロウソワ(チェコ)ら上位陣を撃破し決勝進出。最後は第4シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)に屈したものの今季2度目の準優勝を飾った。
前週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)で2024年に入って初の初戦敗退を喫したコスチュクだが、ここまでマッチ20勝8敗。5月6日付の世界ランキングではキャリアハイとなる20位を記録するなど絶好調を維持している。
一方、26歳の大坂は先月、約2年ぶりにクレーコート大会に参戦するもオープン・キャップファイナンス・ルーアン・メトロポール(フランス/ ルーアン、室内クレー、WTA250)では初戦敗退。前週のムチュア・マドリッド・オープンでは1回戦で
G・ミネン(ベルギー)を下し初戦突破を果たすも2回戦で
L・サムソノヴァに敗れた。
そして今大会にはスペシャルランキング(出産や負傷などによる長期離脱選手の救済制度)を利用して出場。3年ぶり5度目の参戦であり、最高成績は2019年の8強となっている大坂は1回戦で世界ランク45位の
C・ブレル(フランス)をストレートで下し初戦突破を決めた。
なお、この試合の勝者は3回戦で第10シードの
D・カサトキナと対戦する。カサトキナは2回戦で世界ランク65位の
T・マリア(ドイツ)を7-5, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。
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