男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は27日、シングルス2回戦が行われ、第17シードの
A・ブブリク(カザフスタン)が世界ランク68位の
R・カルバレス バエナ(スペイン)を1-6, 6-2,6-2の逆転で破り、3回戦進出を果たした。この試合の終盤にはブブリクが股抜きショットを披露しポイントに繋げ、観客が沸くシーンがあった。
【動画】ブブリクの股抜きショット!>>シナー、アルカラス、ナダルらマドリッドOP組合せ<<シード勢は1回戦免除のためこの試合が初戦となったブブリク。第1セットこそ3度のブレークを許し追いかける単会となったが、第2・ファイナルセットではファーストサービスが入ったときに86パーセントの高い確率でポイントを獲得するなどカルバレス バエナに1度もブレークを許すことなく逆転勝ちをおさめた。
この試合のファイナルセット、ブブリクから見てゲームカウント5-1で訪れたリターンゲーム、カルバレス バエナの30-0のときにブブリクが魅せた。リターンから主導権を握ったブブリクはカルバレス バエナを左右に走らせコートを掌握するも、カルバレス バエナも食らいつきショットを返球。ブブリクはコート中央から動く気配もあまりなく、歩きながら股抜きショットを見せた。
この股抜きショットが相手コートのサイドライン際に入る。カルバレス バエナもなんとか追いつき返球したものの、これがアウトとなりブブリクのポイントとなった。
最終的にブブリクはこのゲームで試合を締めることはできなかったが、続く第8ゲームのサービング・フォー・ザ・マッチをキープ。1時間29分で逆転勝ちをおさめた。
ブブリクは3回戦で第14シードの
B・シェルトン(アメリカ)と対戦する。シェルトンは2回戦で世界ランク50位の
T・マハーチ(チェコ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
J・シナー(イタリア)、第3シードの
D・メドベージェフ、元世界ランク1位の
R・ナダル(スペイン)らが3回戦へ駒を進めている。
【ディアドラ】3年ぶり日本再上陸■公式ストアで最新シューズ&ウエア発売中>
■関連ニュース
・公式戦で珍行動、ボールガールがプレー・疑惑の判定に痛烈批判「審判は解雇」・錦織 圭 チャレンジャー大会にエントリー■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング