女子テニスのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、室内クレー、WTA500)は20日、シングルス準決勝が行われ、第4シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)が第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)を6-3, 4-6, 6-3のフルセットで破って3連覇を阻止し、大会初の決勝進出を果たした。
>>シフィオンテクvsルバキナ 1ポイント速報・結果<<>>ガルシアらWTA250ルーアン組合せ<<世界ランク4位で24歳のルバキナは今季開幕戦となった1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTA500)でツアー通算6度目の優勝。その後2月のムバダラ・アブダビ・オープン(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード、WTA500)を制し今季2勝目を飾ると続くカタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)と先月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)で準優勝した。
そして今大会では初戦となる2回戦で世界ランク19位の
V・クデルメトバ、準々決勝で同14位の
J・パオリーニ(イタリア)を下し4強入りした。
シフィオンテクとは過去5度対戦しており3勝2敗。直近では今年2月のカタール・トータルエナジー・オープン決勝で対戦しており、シフィオンテクが7-6 (10-8),6-2のストレート勝ちを収めタイトルを獲得した。
この日の第1セット、第1ゲームでいきなりブレークを許したルバキナは第3ゲーム、15-40とされるも2度のブレークポイントを凌ぎサービスをキープ。すると怒涛の追い上げを見せ5ゲームを連取。サービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームで1度のブレークポイントを凌ぎキープして先行する。
続く第2セット、互いにブレークポイントを掴むも活かせず終盤へ。しかし第10ゲームでシフィオンテクにブレークポイントとなるセットポイントをものにされ、1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、開始からブレークチャンスを握ったルバキナは第5ゲームでブレークに成功。その後、シフィオンテクに2度のブレークポイントを握られるも全て凌ぐと第9ゲームで2度目のブレークを奪い、2時間49分に及ぶ激闘を制した。
勝利したルバキナは決勝で第6シードの
M・ボンドロウソワ(チェコ)と世界ランク27位の
M・コスチュク(ウクライナ)のどちらかと対戦する。
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