女子テニスのチューリッヒ・コルサニーサス・カップ(コロンビア/ボゴタ、クレー、WTA250)は7日、シングルス決勝が行われ、第6シードの
C・オソリオ(コロンビア)が第1シードの
M・ブズコバ(チェコ)を6-3, 7-6 (7-5)のストレートで破り、2021年以来3年ぶり2度目の優勝を果たした。また、オソリオにとってこれがツアー通算2個目のタイトルとなる。
>>【動画】3年ぶり母国で優勝に涙、22歳オソリオがツアー2度目のツアー制覇<<>>ジョコビッチ、シナー、アルカラスらモンテカルロMS組合せ<<22歳のオソリオは今季、4度ツアー本戦に出場するもマッチ2勝4敗。先月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)はいずれも予選決勝で敗れた。
それでも今大会、予選を勝ち上がった2選手を1回戦・2回戦で下し8強入り。準々決勝では第2シードの
T・マリア(ドイツ)を逆転で退けると準決勝では
S・エラーニ(イタリア)をストレートで下し2022年3月のアビエルト・GNPセグロス(メキシコ/モンテレイ、ハード、WTA500)以来 約2年1か月ぶりのツアー大会決勝進出を決めた。
決勝戦の第1セット、第1ゲームでブレークを許したオソリオだったが直後の第2ゲーム、ブレークチャンスを得ると最後は強烈なバックハンドショットを叩き込みブレークバックに成功。そのまま4ゲームを連取するとブレークを許さず先行する。
続く第2セット、互いに2度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。一進一退の展開となるもオソリオが2本目のマッチポイントをものにし1時間55分で勝利。優勝を決めたオソリオはコートに倒れこみ涙を浮かべた。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにオソリオのコメントを掲載し「ここ数年、怪我や色々なことで苦労してきた。でも今、2つ目のタイトルを手にすることができて、とてもうれしいし、ホッとしているわ。もっと努力し続けなければならないことは分かっている。テニスでまだやりたいことがあるからね」と語った。
「コロンビアのファンは1週間を通して私を助けてくれた。彼らはいつも私のレベルを引き上げてくれて、ポジティブな雰囲気を作ってくれた。3年前、このタイトルを獲得したときのことを思い出すわ。当時はコートを走り回っていただけで、自分のショットで何もできていなかった。でも今週はホームでプレーできることを楽しめた。(前年女王として出場し準決勝で敗れた)2年前は優勝したかったけど、プレッシャーを感じていた。でも今回は違った。またテニスを楽しむことができたわ」
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