女子テニスのクレジット・ワン チャールストン オープン(アメリカ/チャールストン、クレー、WTA500)は6日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク22位の
D・コリンズ(アメリカ)が第3シードの
M・サッカリ(ギリシャ)を6-3,6-3のストレートで破り、ツアー2週連続の決勝進出を果たした。
>>ジョコビッチ、シナー、アルカラスらモンテカルロMS組合せ<<30歳で元世界ランク7位のコリンズは今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)敗退後に2024年シーズンで現役を引退することを発表。
それでも今期は好調を維持しており、先月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)では決勝で
E・ルバキナ(カザフスタン)を下して「WTA1000」初制覇を成し遂げた。
コリンズはマイアミ・オープン終了後、すぐにチャールストンに移動し今大会に参加。1回戦で世界ランク82位の
P・バドサ(スペイン)を下すと、雨天の影響で4日にダブルヘッダーで行われた2回戦で第2シードの
O・ジャバー(チュニジア)、3回戦で同40位の
S・スティーブンス(アメリカ)を破り8強入りすると、準々決勝では第11シードの
E・メルテンス(ベルギー)を下してマッチ11連勝を達成しベスト4進出を決めた。
準決勝、コリンズは4本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに77パーセントの確率でポイントを獲得。サッカリのブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは6本のダブルフォルトを犯すなどサービスが安定しない相手に対し4度のブレークに成功して1時間25分でマッチ12連勝を飾った。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはコリンズのコメントが掲載されている。
「アグレッシブなプレースタイルが助けになったと思う。ある意味私はそれに固執しなければならなかったわ。彼女(サッカリ)はいろいろなことをしてきた。だから、それに対抗して、できるだけ自分のアグレッシブなプレースタイルを使うようにしなければならなかったの」
マイアミ・オープンに続く2週連続優勝がかかる決勝で、コリンズは第4シードの
D・カサトキナと対戦する。カサトキナは準決勝で第1シードの
J・ペグラ(アメリカ)をフルセットで下しての勝ち上がり。
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