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女王が全豪で敗れた相手に雪辱

シフィオンテク
勝利したシフィオンテク
画像提供: ゲッティイメージズ
女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は11日にシングルス3回戦が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第26シードのL・ノスコヴァ(チェコ)を6-4, 6-0のストレートで下し、4年連続4度目のベスト16進出を果たした。

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22歳で世界ランク1位のシフィオンテクが同大会に出場するのは4年連続4度目。2022年には優勝を飾っている。

今大会はシード勢が1回戦免除のため初戦となった2回戦で同56位のD・コリンズ(アメリカ)を下し3回戦に進んだ。

この日の3回戦では1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)3回戦で敗れた同29位のノスコヴァと対戦。第1セットでシフィオンテクは先にブレークを許し2-4とリードされ、サービスゲームとなった第7ゲームでも15-40とピンチを迎える。しかし、ここをしのぎペースを掴んだシフィオンテクは、その後2度のブレークに成功し逆転でこのセットを獲得すると、第2セットは1ゲームも失わずに1時間12分で全豪オープンの雪辱を果たした。

女子テニス協会のWTA公式サイトにはシフィオンテクのコメントが掲載されている。

「序盤はミスもあった。ラリーを早く終わらせようとしすぎたのかもしれない。でも、安定したプレーを心がけて、ミスを少し減らせばチャンスはやってくるとわかっていた。だから確かに良い感覚ではなかったけれど、ブレークバックする準備はできていたの」

「ただチャンスを待つのではなく、ネガティブな考えを改めなければならなかった。私には十分な経験があるからネガティブな考えに負けることなく、自分を抑えることができる。だから、それを実行したわ」

勝利したシフィオンテクは4回戦で同79位のY・プチンセワ(カザフスタン)と対戦する。プチンセワは3回戦で第18シードのM・キーズ(アメリカ)を下しての勝ち上がり。

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