男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は7日、シングルス1回戦が行われ、プロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済制度)で出場している世界ランク224位の
M・ラオニッチ(カナダ)がラッキールーザーで本戦入りした同101位の
S・ナガル(インド)を6-3, 6-3のストレートで破り、2019年以来5年ぶり9度目の出場で初戦突破を果たした。
>>ラオニッチ、ダニエル 太郎、ジョコビッチらBNPパリバOP組合せ<<>>大坂 なおみ、シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<33歳で元世界ランク3位のラオニッチは1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で今シーズンをスタートさせるも1回戦、セットカウント1-1で迎えた第3セットで途中棄権。
その後、今季2大会目となったABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)に出場すると1回戦でJ・デ ヨング(オランダ)、2回戦で第8シードの
A・ブブリク(カザフスタン)を下しツアー大会で約3年3カ月ぶりの8強入り。しかし、
J・シナー(イタリア)と対戦した準々決勝では6-7 (4-7), 1-1の時点で途中棄権を申し入れている。
そして今季3大会目となるBNPパリバ・オープンに2019年以来5年ぶりの出場を果たしたラオニッチ。最高成績は2016年の準優勝であり、2015年・2018年・2019年には4強入りしている。
1回戦では
R・ナダル(スペイン)と対戦する予定だったが試合前日に棄権を表明したため26歳のナガルと顔を合わせた。途中、雨による中断を強いられるもラオニッチは9本のサービスエースを決めファーストサービスが入ったときに76パーセントの確率でポイントを獲得。2度のブレークポイントを凌ぐとリターンゲームでは12度のブレークチャンスの内3度をものにし、1時間28分で勝利した。
勝利したラオニッチは2回戦で第7シードの
H・ルーネ(デンマーク)と対戦する。今大会のシード勢は1回戦免除のためルーネはこの試合が初戦となる。
【ディアドラ】3年ぶり日本再上陸■公式ストアで最新ウエア&シューズ 発売>
■関連ニュース
・ラオニッチ「2021年に引退しようと」・BIG3は人々の『普通』を狂わせた・ラオニッチ 3年ぶりツアー8強■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング