テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は21日、女子シングルス4回戦が行われ、第4シードの
C・ガウフ(アメリカ)が世界ランク69位の
M・フレッチ(ポーランド)を6-1,6-2のストレートで破り、大会初のベスト8進出を果たした。
>>サバレンカら全豪オープン組合せ<<>>ジョコビッチ、アルカラスら全豪オープン組合せ<<19歳のガウフは昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で四大大会初のシングルスタイトルを獲得。全豪オープンでは2020年と2023年の16強入りが最高成績となっている。
また、ガウフはダブルスでも世界ランク3位で、普段は
J・ペグラ(アメリカ)とペアを組み出場しているが、今大会はシングルスに専念。1回戦で世界ランク68位の
A・カロリーナ・スクミエドロワ(スロバキア)、2回戦で世界ランク43位の
C・ドールハイド(アメリカ)、3回戦で同82位の
A・パークス(アメリカ)をそれぞれストレートで破り、4回戦に駒を進めている。
この試合、ガウフはファーストサービスが入ったときに76パーセントの確率でポイントを獲得すると、フレッチに1度もブレークチャンスを与えないプレーを披露。ストローク戦では21本のウィナーを放ち主導権を握り、5度のブレークに成功して1時間3分で完勝。大会初の8強入りを決めた。
試合後の会見でガウフは「オーストラリアで初の準々決勝。この位置にいて、ここにいることができてとても幸せよ。4回戦は3回目だったと思う。その壁を越えられたのは良かった。もっと上に行けるといいね」とコメント。
また、2019年、当時15歳でウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)16強入りをし、ツアーで活躍し続けるガウフがこの数年間で学んだこと、そして成長してきた要因を語った。
「シーズンを重ねるごとに、コート内外で自分が何を望んでいるのか、よりはっきりと口にするようになったわ。15歳の頃は、私がテニスに集中できるように、両親がいろいろとやってくれていた。今は私自身より多くの役割を担っている。コートの内外で、より多くのことを決めなければならないの」
「私は一応自分のことはよく分かっているつもり。成功するために何をすべきかはわかっている。だからコーチやアドバイスしてくれる人たちがいる。偉大な選手たちは皆、自分が何をすべきかを知っていて、他人の助けを必要としていると思う」
「私自身は、自分が何をすべきかわかっている。ただ、自分がどうしたいのか、どうトレーニングしたいのか、どうしたいのか、特定のブランドと仕事をしたいのか、そういうことを導いてくれる適切なチームがいるかどうかがすべてな気がするわ。年々進歩しているのは間違いない。大人になることは本当に楽しく学んでいる。まだ完全にはできていないけど、毎年、どんどんうまくなっていると思う」
準々決勝では世界ランク37位の
M・コスチュク(ウクライナ)と対戦する。コスチュクは4回戦で予選から出場した同170位のM・ティモフェーワをストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
A・サバレンカらがベスト8へ駒を進めている。
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