テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は15日に女子シングルス1回戦が行われ、予選勝者で世界ランク93位の
D・ヤストレンスカ(ウクライナ)が第7シードで同7位の
M・ボンドロウソワ(チェコ)に6-1,6-2のストレートで快勝し、初戦突破を果たした。試合後、ヤストレンスカは祖母の家にロケット弾が直撃したと明かした。
>>大坂 なおみvsガルシア 1ポイント速報<<>>ジョコビッチ、西岡 良仁、ダニエル 太郎、綿貫 陽介ら全豪オープン組合せ<<>>大坂 なおみら全豪オープン組合せ<<23歳のヤストレンスカが同大会に出場するのは3年連続5度目。最高成績は2019年の3回戦進出となっている。
今大会は予選からの出場となり、3試合に勝利して本戦入りを果たした。
昨年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)女王であるボンドロウソワとの顔合わせとなった1回戦、ヤストレンスカは終始主導権を握り、26本のウィナーを決めるなどボンドロウソワを圧倒。試合を通して5度のブレークを奪い、1時間16分でトップ10選手であるボンドロウソワから勝利を挙げた。
試合後のオンコートインタビューでヤストレンスカは「うまくプレー出来たわ」と笑顔で喜びを語った。
しかし、カバンにつけている「ウクライナのように勇敢に」というメッセージについて問われると、言葉を詰まらせながら今季開幕戦のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTA500)中に起きた出来事を明かした。
「ウクライナで起きていることについて話すには、数秒では足りない。私はウクライナを誇りに思う。国民にも戦士たちに対しても誇りを感じている」
「ブリスベンにいたとき、試合前に祖母の家にロケット弾が着弾した。(その状況で)プレーするのはとても大変だった。私たちはウクライナのことを忘れず、できる限りの支援をする必要がある。私はウクライナ人であることを誇りに思う。皆さん応援ありがとう」
母国への想いを胸に、ヤストレンスカは2回戦で世界ランク39位の
V・グラシェバ(フランス)と対戦する。グラシェバは1回戦で同79位の
Y・ウィックマイヤー(ベルギー)をストレートで下しての勝ち上がり。
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