女子テニスで世界ランク1位の
I・シフィオンテク(ポーランド)は28日、国別対抗戦のユナイテッドカップ(オーストラリア/パース/シドニー、ハード)を前に会見に登場。終盤に世界ランク1位に返り咲いた2023年シーズンの調子を今後も継続したいこと、新シーズンの見据える先にパリオリンピックがあることを明かした。
22歳のシフィオンテクは2023年シーズン、6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を含む6つのツアータイトルを獲得。一時世界ランク1位の座を
A・サバレンカに譲っていたものの、最終戦 GNPセグロス・WTAファイナルズ(メキシコ/カンクン、ハード)で優勝を飾り、NO.1に返り咲いた。
女子テニス協会のWTAはユナイテッドカップを前に会見に登場したシフィオンテクのコメントを掲載。「カンクンでの最終戦はランキングという重荷を背負ってプレーすることになったけど、それが大きな自信に繋がったわ。自分自身について多くのことを学んだし、2024年に向けてそれを活かしたい」と語った。
「正直なところ、私はここオーストラリアで開催される大会を楽しみにしている。一歩一歩進んでいきたいわ。今年は世界NO.1というプレッシャーに対して、去年よりも確実に準備ができていると感じている」
また、2024年シーズンにはパリオリンピックが控えており、初出場で2回戦敗退となった2021年の東京オリンピック(日本/東京、有明テニスの森、ハード)についても振り返り、意気込みを明かした。
「プレッシャーは大きかった。
P・バドサ(スペイン)に負けた後、私は泣いたし大騒ぎだったわ。でも、今回は少し違う。会場を知り尽くしているからね。その一方で、外からの期待も大きくなる。他の大会と同じようなプレーをしなければならないと思う」
最後にユナイテッドカップについては「少し違ったやり方でシーズンを始める良い機会。母国のためにプレーするのは、また違う重みがあると思う」とコメントした。
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