テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は22日、男女シングルスの予選エントリーリスト(出場予定選手)を発表。男子では2020年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)王者である
D・ティーム(オーストリア)、女子では2021年の全米オープン女王である
E・ラドゥカヌ(イギリス)が本戦に入れず予選からの出場となった。
同大会は2024年シーズンの最初の四大大会。予選は来年1月8日から行われ、3試合に勝利すると14日に開幕する本戦に出場することが出来る。
30歳のティームは2020年に全米オープンを制したものの、2021年6月から右手首負傷の影響で約9ヵ月間、ツアーを離脱。その後は完全復活を目指し試合に出場しているものの、かつてのような好成績は残せず、現在は世界ランク98位となっている。
一方、2021年の全米オープン女子シングルスを予選から勝ち上がり優勝したラドゥカヌは、今年5月に両手と足首を手術したと発表し、今シーズンはリハビリに専念。世界ランキングは現在299位となっているが、スペシャル・ランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済制度)103位を利用して予選にエントリーした。
両者はそれぞれ、ティームは予選1番手、ラドゥカヌは予選5番手でエントリーしており、本戦に欠場者が出ると繰り上がりで本戦入りする可能性もある。
男子ではそのほか
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、
D・ゴファン(ベルギー)、
B・ペール(フランス)といったベテラン勢に加え、今季の21歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ(サウジアラビア/ジッダ、ハード)を制した
H・メジェドビッチ(セルビア)ら若手も予選に出場する。
女子のベテラン勢では
A・コルネ(フランス)、
シェ・シュウェイ(台湾)、
K・カネピ(エストニア)らが出場。若手では16歳の
B・フルヴィルトヴァ(チェコ)が名を連ねた。
なお、日本勢では男子で
綿貫陽介と
望月慎太郎と
島袋将と
清水悠太、女子で
本玉真唯と
坂詰姫野と
内島萌夏が予選に出場。本戦には男子で
西岡良仁と
ダニエル太郎、女子で
大坂なおみと
日比野菜緒の4名が出場する。
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女子
本戦 12/20(水)〜12/24(日)
全日本選手権ファイナリストの白石 光や加治 遥らがエントリー
24日(日)はデ杯日本代表監督の添田 豪さんとバモスわたなべさんによるテニスクリニック開催■大会・チケット詳細はこちら>
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