男子テニスで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)は14日に自身のSNSを更新し、ATPアワード2023の「コーチ・オブ・ザ・イヤー」(年間最優秀コーチ)に自身のコーチである
G・イバニセビッチ(クロアチア)が選出されなかったことに苦言を呈した。
36歳のジョコビッチは今季、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で四大大会3勝をあげたほか、最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)でも優勝し、「年間最終世界ランク」で史上最多となる8度目の1位に輝いた。
ジョコビッチのこれらの偉業達成を支えたコーチのイバニセビッチは今季の「コーチ・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされていたが、男子プロテニス協会のATPは13日に同賞の受賞者として世界ランク4位の
J・シナー(イタリア)のコーチであるダレン・ケーヒルとシモーネ・ヴァグノッツィを選出した。
この結果にジョコビッチは自身のインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新し、シナーのコーチ陣を祝福するとともに、イバニセビッチが選出されなかったことに苦言を呈した。
「ダレンとシモーネ、ヤニック(シナー)との素晴らしいシーズンおめでとうございます」
「ゴラン(イバニセビッチ)、あなたが年間最優秀コーチに選ばれるためには、4つのグランドスラムで優勝する必要があるようだね。親愛なるコーチ、年間最終世界ランク1位、グランドスラム3勝、最終戦優勝、そしてこのスポーツの歴史を作るだけでは不十分だったようだ」
ジョコビッチは今月29日に開幕する国別対抗戦ユナイテッドカップ(オーストラリア/シドニー/パース、ハード)で2024年シーズンを開始する。
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