男子プロテニス協会のATPは13日、ATPアワード2023の「カムバック・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」を発表し、世界ランク25位の
J・シュトルフ(ドイツ)が受賞した。
33歳のシュトルフは今回、
A・ズベレフ(ドイツ)や
G・モンフィス(フランス)、
D・ケプファー(ドイツ)とともにカムバック賞を争っていた。
今シーズン初めは世界ランク167位としていたシュトルフは4月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)でラッキールーザーから
L・ソネゴ(イタリア)や
B・シェルトン(アメリカ)、
S・チチパス(ギリシャ)らに勝利して決勝に進出。最後はフルセットの末に
C・アルカラス(スペイン)に屈したものの、印象的な活躍を果たした。結果として世界ランクは自己最高の21位を記録している。
しかし、その後股関節の負傷により6月から9月までの3ヵ月間を休養にあてることに。リハビリ中は7週間にわたりラケットを握らず試合勘やラケットのフィーリングも失いかけてしまった。それでも9月に復帰を果たすと、ツアーでもマッチ勝利をあげるなど成績を落とすことなく活躍。世界ランクも25位をキープしている。
受賞にあたりシュトルフは「トップ150圏外からトップ30に入るなんて、予想もできなかったよ。こんなに早くトップ30に入るなんて、予想もできなかったよ」とコメントを残した。
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