男子プロテニス協会のATPは17日、現在行われている最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)の会場で2023年に現役生活を引退した選手たちの表彰を行った。
>>ジョコビッチ、アルカラスら最終戦の組合せ・結果<<この日の引退セレモニーに参加したのは元世界ランク21位の
T・ベルッチ(ブラジル)、同25位の
J・シャルディ(フランス)、同32位の
P・アンドゥハル(スペイン)、同39位の
P・ゴヨブジク(ドイツ)、同42位の
M・ジャジーリ(チュニジア)、ダブルスで元世界ランク2位の
O・マラチ(オーストリア)、同18位の
TH・フェイ(フィリピン)の7名。
ATP公式サイトにはそれぞれの選手のコメントが掲載された。
・シャルディ
「これは特別なことだ。人生をかけて一生懸命頑張ってきた。若いころの夢はテニスプレーヤーになることだったのに、ATPツアーでプレーするようになってからはあっという間に時間が過ぎていく。コートの上でも、コートの外でも、他の選手たちやATPのすべての人たちといい思い出を作ることができた」
「自分の旅をとても楽しんだし、後悔はない。終わったばかりなのに、もうコーチをやっていてまだツアーにいる。本当にテニスが好きなんだ!」
・ベルッチ
「最高の気分だよ。昨年でキャリアを終えたけど、今年は母国のリオで最後の大会をプレーしたんだ。自分のキャリアで達成したことにとても満足しているし、とても誇りに思っている。ファンのみんなと家族に感謝したいし、このようなお祝いができてとてもうれしい。何か今までとは違う形でテニスにもっと関わりたい」
・ゴヨブジク
「トリノに来られて光栄だし、ここで自分のキャリアを祝うことができた。ツアーでのいい思い出があるし、引退の時期も考えていた。トリノに来ることができたのはいい機会だった」
「自分のキャリアに満足しているし、いい思い出もある。そして、ここでお祝いができるなんて最高だよ」
・ジャジーリ
「素晴らしいことだよ。何年もの時間がフラッシュバックするんだ。長年の努力の集大成であり、捧げたものであり、家族のようなものなんだ。選手たち、そしてATPで働くすべての人たちがね」
「これはテニスプレーヤーとしてのキャリアの終わりで、この後の人生でも良いキャリアと成功があることを願っている。テニスは私に多くのチャンスを与えてくれたし、ATPファミリーの一員であることをとてもうれしく思っている」
・マラチ
「僕にとっては特別なことなんだ。この大会には大きな思い入れがある。トリノは初めてだけど、ロンドンでは4回プレーしている。僕にとってはグランドスラムに次ぐ世界最大の大会で、ここに来るのが大好きなんだ。選手を特別扱いしてくれるし、ベストプレーヤーが一堂に会してその年の最後に激突する。僕はいつもこの大会を楽しんでいたし、ここで引退を迎えられることをうれしく思っているよ」
・フェイ
「本当に信じられないよ。ここに戻ってくるなんて夢のようだ。一度この大会に出ることが長年の夢で、2016年に実現することができた。だから引退セレモニーに招待されて、尊敬する選手たちや長年にわたって一緒に戦ってきた選手たちと一緒にいられることは、本当に特別なことだよ」
選手たちはこれまでのキャリアの誇りを胸に、次のステージへと進んでいく。
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