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不満だらけの最終戦に声明発表

WTAファイナルズ
天候にも恵まれなかったWTAファイナルズ
画像提供: ゲッティイメージズ
プロテニス選手協会(PTPA)は8日に声明を発表し、先日まで行われていた女子テニス最終戦 GNPセグロス・WTAファイナルズ(メキシコ/カンクン、ハード)に関する女子テニス協会WTAの対応について不満と改善策をつづった。

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PTPAはN・ジョコビッチ(セルビア)V・ポスピシル(カナダ)らが中心となり、男子プロテニス協会のATPやWTAから独立した選手の運営する組織として発足され、現在は男女問わず多くの選手が所属している。

今回の声明ではGNPセグロス・WTAファイナルズの会場決定が開催の約2ヵ月前に決まったことや、コートの状態、出場選手から運営に関し多くの不満が出たことに言及するかたちとなった。

PTPAの出した声明は以下の通り。

「2023年WTAファイナルズに関するPTPAの声明。先日終わりを迎えたWTAファイナルズは、選手たちやファンの方々を落胆させただけではなく、テニスというスポーツ、そして女性のスポーツ全般に暗い影を落とした。大会期間中、PTPAはその大会へ出場するために1年間の努力をひたむきに費やした選手たちや、地元の主催者が不当に不可能な状況に追い込まれたことを尊重し、沈黙を続ける選択をしていた」

「大会が終わった今、我々はここに、WTAに対してこれまでの数ヵ月間に発生した数多くの不手際を詳しく調査するための独立した第三者機関の共同委託を要請する。我々が持続的な状況を築く方法がこれだ。このような問題が続かないために、閉鎖的なテニス階級制組織の限界を超えて、外部の専門知識を積極的に求めなければならない。女子テニスの向上のため、この極めて重要な努力にWTAが賛同してくれること、そしてWTAからの返事をこれから10日間待つことにする」




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