男子テニスで世界ランク3位の
D・メドベージェフは現在行われているエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)に出場しており、26日に行われたシングルス2回戦で勝利しベスト8進出を決めた。しかし、1回戦での行動が物議を醸しており、故意かどうか定かではないがメドベージェフのラケットに当たったボールが観客の顔に直撃する場面があった。
>>【動画】観客の顔にボール直撃、メドベージェフが物議醸す行動<<>>ダニエル 太郎vs清水 悠太 1ポイント速報<<27歳のメドベージェフが同大会に出場するのは2年連続3度目。昨年は決勝で
D・シャポバロフ(カナダ)を下しタイトルを獲得した。
25日に行われた1回戦、メドベージェフは世界ランク38位で19歳の
A・フィス(フランス)と対戦。ミスの少ないストロークで相手のミスを誘いつつ、自身は16本のウィナーを決め主導権を握ったメドベージェフ。サービスゲームではわずか5ポイントしか失わないプレーでブレークを許さず、リターンゲームでは3度のブレークに成功。1時間15分で初戦突破を果たした。
この試合の第2セット終盤、メドベージェフがゲームカウント5-1でリードした第7ゲームで物議を醸す場面に。フィスのサーブに反応できなかったメドベージェフはコート後ろの電光掲示板に跳ね返ったボールに反応。打ち返した格好になると観客の顔に直撃した。しかし、このプレーに審判は失格も警告なしとジャッジしている。
なお、26日に行われた2回戦でメドベージェフは世界ランク17位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦。苦戦を強いられるも3-6, 6-2, 6-4の逆転で破り、2年連続3度目のベスト8進出を果たしている。
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