テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は1日に女子ダブルス2回戦が行われ、第15シードの
加藤未唯/
A・スーチャディ(インドネシア)組が
H・ワトソン(イギリス)/ A・ダニリナ(カザフスタン)組に6-3, 6-1のストレートで快勝し、ベスト16進出を果たした。会見で加藤は「ダメだったところがない」と試合を振り返った。
>>アルカラス、ジョコビッチら全米OP組合せ<<加藤/ スーチャディ組は前週に行われたテニス・イン・ザ・ランド(アメリカ/クリーブランド、ハード、WTA250)でペアとして今季2度目のタイトルを獲得し今大会に臨んでいる。
今大会は1回戦で
E・アレクサンドロワ/
A・サスノビッチ組をストレートで下し2回戦に進んだ。
2回戦の第1セット、序盤は両ペアともにキープを続ける展開に。迎えた第8ゲームでは加藤がストロークを打った際に転倒し右脚から出血する場面もあったが、大事には至らずプレーを続けるとこのゲームでブレークに成功。このリードを守り先行する。
続く第2セット、加藤とスーチャディはファーストサービス時に91パーセントの確率でポイントを獲得し相手に一度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは3度のブレークに成功し、1時間15分で快勝した。
勝利した加藤とスーチャディは3回戦で第4シードのD・クラウチェク(アメリカ)/ D・スゥース(オランダ)組と
V・アザレンカ/
B・ハダッド=マイア(ブラジル)組のどちらかと対戦する。
試合後の会見で加藤は「今日はどのショットも1回戦よりは良かったですし、特にダメだったところがないので。すごくいい調整が昨日出来ていたのでそんな予感はしたんですけど、そのパフォーマンスが出来てよかったです」と試合を振り返った。
転倒した場面については「割と血が出ていた」と明かしたものの問題はなかった述べた。
3回戦進出という結果に対しては「そんなに強い人達とやっていないので勝って当然というか、シードもありますし、ちゃんと守れたくらい(の気持ち)ですね」と語った。
次戦で上位シードと対戦する可能性があることにも触れ「多分(第4シードのペアは)勝ったことがない相手なので、こっちの方がまだ伸び伸びできるところはあると思うので、挑戦的な感じで楽しんでいけたらなと思います」と述べた。
好調の加藤とスーチャディが今大会どこまで勝ち進むか注目される。
※2023/09/2 23:50
誤表記を修正しました
[PR]8/28(月)~9/11(月) 全米オープンテニス WOWOWで連日独占生中継!
WOWOWオンデマンドでは日本人選手の試合を全試合ライブ配信予定■WOWOWオンデマンドはこちら>
■関連ニュース
・試合中に「夫の試合始まった?」・ダニエル 太郎「ポイント追いたくない」・引退イズナー涙 激闘敗れ幕■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング