テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は29日、女子シングルス1回戦が行われ、昨年準優勝で第5シードの
O・ジャバー(チュニジア)が世界ランク68位の
C・オソリオ(コロンビア)を7-5, 7-6 (7-4)のストレートで破り、5年連続6度目の初戦突破を果たした。
>>西岡vsワウリンカ 1ポイント速報<<>>ダニエル 太郎vsモンフィス 1ポイント速報<<29歳で世界ランク5位のジャバーが全米オープンに出場するのは7年連続8度目。昨年大会では大会初の準優勝を飾っている。
この日の第1セット、先に2度のブレークに成功したジャバーはゲームカウント4-1とリード。しかし、直後の第6ゲームから4ゲームを連取されゲームカウント4-5とされる。この場面で体調不良を訴えたジャバーはメディカルタイムアウトを取る。それでも第11ゲームでブレークを奪い第12ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎える。0-40とされ4度のブレークポイントを握られるも全て凌ぎ先行する。
続く第2セットは互いにブレークを奪い合う展開に。ジャバーは第9ゲームで2本のマッチポイントとなるブレークチャンスを握るも活かせずタイブレークに突入。一進一退の攻防となるもジャバーが3度目のミニブレークに成功し2時間2分で勝利した。
試合後のオンコートインタビューでジャバーは「簡単な試合ではなかったわ。彼女(オソリオ)は信じられないようなプレーをする。今日、私はベストなプレーができなかった。コートにいるときの態度が良くなかった時もあった。でも勝利できてうれしい。特に、コート上で押し込むところを見せられたのはよかった」とコメント。
また、試合終了後にネット際でオソリオと会話したことについては「彼女に体調は大丈夫かと聞かれ、あんまりと答えたわ。彼女は私が戦士のようだと言ってくれた。私はドクターをコートに連れてきたことを謝った。でも、彼女は受け止めてくれて勝利を祝福してくれた」と明かした。
勝利したジャバーは2回戦で世界ランク41位の
L・ノスコヴァ(チェコ)と対戦する。ノスコヴァは1回戦で同103位の
M・ブレングル(アメリカ)を6-2, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第14シードの
L・サムソノヴァ、第22シードの
E・アレクサンドロワ、第31シードの
M・ブズコバ(チェコ)らが2回戦に駒を進めた。
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