テニスの全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）は２８日に女子シングルス１回戦が行われ、第１シードで前年女王のＩ・シフィオンテク（ポーランド）が同８６位のＲ・ピーターソン（スウェーデン）に6-0, 6-1のストレートで完勝し、５年連続５度目の初戦突破を果たした。

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世界ランク１位のシフィオンテクは昨年の同大会決勝で当時世界ランク５位のＯ・ジャバー（チュニジア）をストレートで下し優勝を飾っており、今大会では連覇を狙っている。

迎えた１回戦、シフィオンテクはファーストサービス時に７７パーセントの確率でポイントを獲得。２０本のウィナーを奪うなどしピーターソンを圧倒すると、わずか５８分で初戦突破を決めた。

試合後のオンコートインタビューでシフィオンテクは、自身の試合の次に試合が組まれていた男子テニスのＦ・ティアフォー（アメリカ）とのやり取りを明かした。

「実は昨日フランシス（ティアフォー）に言われたの。ウォーミングアップとかをする時間がないからあまり試合を早くしないでねって。ほんの冗談でね」

「練習で集中してきたことをすべて発揮して、しっかりとしたプレーをして大会をスタートさせたかったの。だからこんなに素晴らしいプレーができてうれしいし、プレッシャーや期待がある中でコート上でただ楽しむことができたのは幸せなことだと思うわ」

勝利したシフィオンテクは２回戦で世界ランク世界ランク３２２位のＤ・サビル（オーストラリア）と対戦する。サビルは１回戦でワイルドカード（主催者推薦）で出場した同４９４位のＣ・ヌグノエ（アメリカ）をストレートで下しての勝ち上がり。

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