男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は19日、シングルス準決勝が行われ、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第16シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を7-6 (7-5), 7-5のストレートで破り、2020年以来3年ぶり8度目の決勝進出を果たした。また、ジョコビッチは今回の勝利でマッチ1,068勝目をあげ、
R・フェデラー(スイス)の1,251勝と
J・コナーズ(アメリカ)の1,274勝に次ぐ歴代3位タイとなった。
>>アルカラスvsジョコビッチ 1ポイント速報<<>>アルカラス、ジョコビッチらシンシナティ組合せ<<2018年と2020年の大会王者である36歳のジョコビッチと2021年の同大会を制しているズベレフのマッチアップとなったこの試合、第1セット第1ゲームで3度のブレークチャンスを凌いだジョコビッチだったが、ゲームカウント5-4で迎えた第10ゲームでは自身の3度のセットポイントとなるブレークチャンスを握るもこれを決め切れず。
タイブレークでも一進一退の攻防となるが、序盤に奪った1度のミニブレークのリードを最後まで守り切り1時間13分で第1セットを先取する。
第2セット、勢いに乗るジョコビッチは第1ゲームで先にブレークに成功し流れを掴む。サービング・フォー・ザ・マッチとなったゲームカウント5-4の第10ゲームでは土壇場でブレークバックを許したが、直後の第11ゲームでブレークを奪うと、2度目のサービング・フォー・ザ・マッチでは現地22時となり、会場の外で花火が上がり始めるハプニングもあったが、中断させることなくジョコビッチがキープし、2時間6分で勝利した。
フェデラーとコナーズに次ぐ3位タイである1,068勝の
R・ナダル(スペイン)と
I・レンドル(アメリカ)に並んだジョコビッチ。決勝では第1シードで世界ランク1位の
C・アルカラス(スペイン)と対戦する。アルカラスは準決勝で世界ランク20位の
H・フルカチュ(ポーランド)を逆転で下しての勝ち上がり。
ジョコビッチとアルカラスは4度目の顔合わせでアルカラスの2勝1敗。直近では今年7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)決勝で対戦し、アルカラスがフルセットで勝利した。両者がハードコートで試合を行うのは初めてとなる。
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