女子テニスで世界ランク114位の
M・ザネブスカ(ベルギー)は8日にSNSを更新し、28日に開幕する全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)をもって現役を退く意向を示した。
>>アルカラス、ダニエルらナショナルバンクOP組合せ<<29歳のザネブスカは2021年7月のBNPパリバ・ポーランド・オープン(ポーランド/グディニア、クレー、WTA250)で優勝を飾り、世界ランクは自己最高62位を記録。しかし、近年は負傷の影響もあり好成績をあげることができていなかった。
ザネブスカは過去4年ほど背中や腰の痛みに苦しんでいることをSNSで説明。1度現役から離れるが、回復次第で現役復帰の可能性は残していると明かした。
「テニスに別れを告げるときがきてしまった。この4年間、腰の痛みと闘ってきたが、非常に難しく、要求の多いスポーツの最高峰で競争力を発揮するために必要なものを捧げることができないところまで来てしまった」
「キャリアから離れる前の最後の大会として全米オープンに出場することを決めた。そして、私の将来がどうなるかは誰にもわからない。ツアーにカムバックすることができるのか、それとも人生において別のチャレンジがあるのか。それはわからないけど、確かなことは、私は自分の決断に満足しているし、解放されているし、たくさんのエキサイティングな計画を持っているということだ」
ザネブスカはウクライナのオデッサで生まれ、ジュニア時代は2度四大大会のダブルス部門を制覇した経験を持つ。昨年結婚を発表したものの、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で母国で結婚式をあげることができず、アメリカのラスベガスで式をあげた。
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