テニスの不正を監視することを目的とした機関、ITIA(国際テニス インテグリティ・エージェンシー)は26日、公式サイトを更新。男子テニスで元世界ランク8位の
M・フィリプーシス(オーストラリア)がテニスの賭博規定に違反したとして1万ドル(約140万円)の罰金と4カ月間のコーチ活動禁止を発表した。
>>錦織vsシャン 1ポイント速報<<>>錦織、フリッツらアトランタOPの組合せ<<男子シングルスで11度のツアー優勝を誇る46歳のフィリプーシスは賭博業者のプロモーション・コンテンツにナレーションを提供したことで処分を受けた。同選手はITIAの調査に全面的に協力し、この容疑に異議を唱えず。活動停止期間は2023年7月21日から4ヶ月となり、さらなる違反がない限り、資格停止処分とはならない。
フィリプーシスは今回、「いかなる対象者も、直接的または間接的に、テニス賭博を助長、奨励、促進してはならない」という項目での違反となった。
ITIAのCEOであるカレン・ムーアハウス氏は次のように語っている。
「スポーツとして、テニスに関わるものは賭博に関係する組織と商業的関係を持つべきでないと決定しました。今回のケースは明らかに不正ではないですが、選手、コーチ、その他のスポーツ関係者が認識しなければならないルールです。この対象となる選手やその他の人々への私たちのメッセージとしては、ルールに不明な点がある場合はいつでも私たちに相談してください、ということです」
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