テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は8日、女子ダブルス2回戦が行われ、第13シードの
加藤未唯/
A・スーチャディ(インドネシア)組がY・シジコワ/ K・ジマーマン(ベルギー)組を7-5, 6-4のストレートで破り、四大大会3大会連続で3回戦進出を果たした。
>>ジョコビッチ、アルカラスらウィンブルドン組合せ<<加藤とスーチャディは先月4日の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)女子ダブルス3回戦で
S・ソリベス=トルモ(スペイン)/
M・ブズコバ(チェコ)組と対戦した際、第2セット途中で加藤がボールガールにボールをぶつけてしまい失格となった。この判定が大きな議論を呼び、加藤は注目を浴びることとなった。
全仏オープン後、加藤とスーチャディはリベマ・オープン(オランダ/セルトーヘンボス、芝、WTA250)とBETT1・オープン(ドイツ/ベルリン、芝、WTA500)、そしてロスシー国際(イギリス/イーストボーン、芝、WTA500)と3大会に出場したものの、いずれも初戦敗退と苦しんでいたが、今大会1回戦ではが
L・ブロンゼッティ(イタリア)/
V・トモワ(ブルガリア)組をストレートで下し、今季芝シーズン初勝利をあげた。
2回戦、第1ゲームでいきなりブレークした加藤とスーチャディのペアだったが、直後の第2ゲームでブレークされイーブンに。その後は互いにサービスキープが続いたが、5-5で迎えた第11ゲームでブレークに成功。サービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲームは加藤のサービスだったが、これをしっかりとキープし先行する。
第2セット、序盤はサービスキープが続いたものの第5ゲームでジマーマンのサービスで0-40とブレークチャンスを握る。1度はデュースとなったものの最後はシジコワがスマッシュをミスしブレークに成功する。5-3で訪れたリターンゲームでは30-40と1度マッチポイントを握るも決め切れず。それでもサービング・フォー・ザ・マッチの第10ゲーム、スーチャディのサービスゲームで締め、1時間28分で勝利した。
今回の勝利で同ペアは1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、6月の全仏オープンに続き四大大会で3大会連続の3回戦進出となった。
次戦は
シェ・シュウェイ(台湾)/
B・ストリツォワ(チェコ)組と
E・アレクサンドロワ/ ヤン・ザオシャン(中国)組のどちらかと対戦する。
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