男子テニスで元世界ランク4位の
錦織圭が出場を予定している7月3日開幕のクランブルック・テニス・クラシック(アメリカ/ブルームフィールドヒルズ、ハード、ATPチャレンジャー)は25日、今年のNCAA全米学生テニス選手権の男子シングルス王者である19歳のE・クイン(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦)で出場することを発表した。
>>【動画】錦織 復活優勝の瞬間<<>>綿貫vsホン 1ポイント速報<<>>ダニエルvsトランジェリティ 1ポイント速報<<元世界ランク4位で33歳の錦織は昨年1月に受けた股関節の手術や度重なる足首の負傷によりツアーを長期離脱。しかし、2021年10月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)以来の復帰戦となった前週のカリビアン・オープン(プエルトリコ/パルマスデルマル、ハード、ATPチャレンジャー)では5試合に勝利し、復帰大会で即優勝という素晴らしい成果を得て世界ランクも昨年10月以来 約8ヵ月ぶりに復活。75ポイントを獲得し492位を記録した。
その錦織は2週間の休養を挟み、来月3日に開幕するクランブルック・テニス・クラシックに出場を予定。この大会には
J・ダックワース(オーストラリア)、
S・ジョンソン(アメリカ)、
T・サングレン(アメリカ)、
M・モウ(アメリカ)らの参加が既に発表されていたが、今回19歳のクインが公開された。
現在世界ランク409位、ジョージア大学のクインは今年5月に行われたNCAA全米学生テニス選手権の男子シングルスで優勝。
チャレンジャー大会初出場は昨年のチャールストン・チャレンジャー(アメリカ/チャールストン、ハード、ATPチャレンジャー)。最高成績は同年のシャンペーン・チャレンジャー(アメリカ/シャンペーン、ハード、ATPチャレンジャー)の16強入りとなっている。
なお、昨年のNCAA全米学生テニス選手権を制した
B・シェルトン(アメリカ)は2022年当時フロリダ大学に所属しながらアメリカ国内のチャレンジャー大会やITF大会を主戦場にし、年始に573位だった世界ランクも年末には96位まで浮上。2023年には四大大会初出場となった全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でベスト8進出を果たし現在では世界ランク35位に位置している。
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