テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は8日に女子シングルス準決勝が行われ、世界ランク43位の
K・ムチョバ(チェコ)が第2シードの
A・サバレンカを7-6 (7-5), 6-7 (5-7), 7-5のフルセットで破り、四大大会で初の決勝進出を果たした。
>>ムチョバ、シフィオンテクら全仏OP組み合わせ<<先月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)でベスト16進出を決めたムチョバ。全仏オープンは6度目の出場で最高成績は2021年と2022年の3回戦進出となっている。
今大会、1回戦で第8シードの
M・サッカリ(ギリシャ)、2回戦で世界ランク103位の
N・ポドロスカ(アルゼンチン)、3回戦で第27シードの
I・C・ベグ(ルーマニア)、4回戦で同134位のE・アヴァネシャン、準々決勝で同333位の
A・パブリュチェンコワを下し、ベスト4進出を決めた。
この日の第1セット、互いにサービスキープが続くと第9ゲームでムチョバがブレークに成功。しかし、直後の第10ゲームでブレークバックを許しタイブレークにもつれ込む。タイブレークでは一進一退の攻防となるもムチョバが2度のミニブレークに成功し先行する。
続く第2セット、序盤で2ゲーム連取に成功したムチョバは第3ゲームでブレークバックを許す。その後互いに1度ずつブレークを奪い合うと再びタイブレークへ。タイブレークでムチョバは4度のミニブレークを許し、1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、第6ゲームで先にブレークを奪われたムチョバ。第8ゲームではマッチポイントとなるブレークポイントを1度凌ぐと、第9ゲームでブレークバックに成功。そのまま4ゲームを連取し、3時間13分で勝利した。
勝利したムチョバは決勝で第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。シフィオンテクは準決勝で第14シードの
B・ハダッド=マイア(ブラジル)をストレートで下しての勝ち上がり。
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