テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は29日、女子シングルス1回戦が行われ、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク113位の
日比野菜緒は同91位の
AL・フリードサム(ドイツ)に3-6, 6-3, 4-6のフルセットで敗れ、2年ぶり3度目の初戦突破とはならなかった。
>>シフィオンテクら全仏OP組合わせ<<>>ジョコビッチ、西岡 良仁、ダニエル 太郎ら全仏OP組み合わせ<<日比野は今大会、予選に第11シードとして出場。1回戦で世界ランク173位の
ハン・ナーレ(韓国)を4-6, 6-3, 6-1の逆転で、2回戦では同186位のV・グラマティコプル(ギリシャ)を6-1, 6-1のストレートで下し予選決勝に進出。しかし、予選決勝では第21シードのY・イン アルボン(スイス)に6-1, 2-6, 4-6の逆転で敗れ自力での本戦出場を逃していた。
それでも本戦で4人の欠場者があり、ラッキールーザーとして本戦入りする選手の抽選が行われた。この結果、日比野はラッキールーザーとして本戦入りすることが決定。昨年は予選決勝で敗れ本戦出場を逃していたため今大会は2年ぶり5度目の本戦入りとなる。
この日の第1セット、第3・第5ゲームと1度ずつブレークチャンスを掴んだ日比野だが1度も活かせず。対するフリードサムは第8ゲームで得た唯一のブレークチャンスをものにし第9ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎える。日比野は3度のセットポイントを凌いだもののブレークバックできず、先行を許す。
それでも続く第2セット、日比野は14度のアンフォーストエラーを犯すなどミスが目立ったフリードサムに対し第1ゲームから3ゲーム連取に成功。第7ゲームでブレークバックを許すも直後の第8ゲームで2度目のブレークに成功し、1セットオールとする。
迎えたファイナルセット、第1ゲームから鋭いウイナーを決めた日比野がいきなりブレークに成功し3ゲームを連取。しかし、直後の第4ゲームでブレークバックを許すと第8ゲーム、8度目のブレークポイントをものにされイーブンに。その後、第10ゲームで3度目のブレークを許し、2時間30分の激闘の末に力尽きた。
勝利したフリードサムは2回戦で第23シードの
E・アレクサンドロワと世界ランク72位の
V・トモワ(ブルガリア)の勝者と対戦する。
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