男子テニスで元世界ランク67位の
E・エスコベド(メキシコ)が26日に自身のSNSを更新。吃音症に苦しんでいたことを明かし、同じ症状で苦しむ人たちへメッセージを送った。
>>【動画】吃音症に苦しむエスコベドが話すメッセージ動画<<26歳のエスコベドは現在世界ランク446位であるものの、キャリアでチャレンジャー大会4勝を挙げておりキャリアハイは67位を記録している。今シーズンは1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で予選を勝ち上がり本戦入り。本戦1回戦で
ダニエル太郎と対戦し5-7, 2-6, 6-3, 3-6で敗れていた。
今回エスコベドは自身のツイッターに「誰も完璧ではない」というコメントと共に動画を投稿。自らも苦しむ吃音症について話し、同じ症状で苦しむ人たちにメッセージを送った。
「話したいことがあるんだ。子供の頃からずっと抱えてきた僕にとってとても大切なことをね。今回初めてこのことを話したいと思う。自分のプラットフォームを使って、1人でも多くの人を助けることができれば、それは僕にとって大きな意味がある」
「ほとんどの人が知っているように、僕は吃音症だ。人前に出るとき、大きなグループにいるとき、大勢の人の前で話さなければならないときに、症状が出てしまう。馬鹿にされたり、恥ずかしい思いをしたり、ツアーで何人かの仲間に恥ずかしい思いをさせられたこともある」
「だから、これは私と私のキャリアに大きな影響を与えている。正直なところ、試合後に話したくない、家に帰りたい、体を壊したくない、そう思って大きな試合に負けたことがある」
「だからもし同じような経験をしている人がいたら、遠慮なく声をかけてほしい。ぜひ、お話ししましょう」
「あなたは1人ではない。このメッセージは自由にシェアしてほしい。僕はただ、この世界に愛と平和があることを望んでいる、ただそれだけだよ」
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