女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は16日にシングルス4回戦が行われ、世界ランク35位の
P・バドサ(スペイン)が同52位の
K・ムチョバ(チェコ)を6-4, 6-7 (4-7), 6-2のフルセットで下し、大会初のベスト8進出を果たした。
>>シフィオンテクらBNLイタリア国際 組合せ・結果<<25歳のバドサは今季4月のクレジット・ワン チャールストン オープン(アメリカ/チャールストン、クレー、WTA500)とポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)でベスト8進出。その後のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)では16強に進出している。
今大会では1回戦で世界ランク88位の
AL・フリードサム(ドイツ)を逆転で、2回戦で第4シードの
O・ジャバー(チュニジア)をストレートで、3回戦では第32シードの
M・コスチュク(ウクライナ)をストレートで下して4回戦へ駒を進めた。
この試合の第1セット、ゲームカウント2-4とリードをされたバドサだったが、第7ゲームから4ゲーム連取に成功し58分で先行する。
続く第2セットは、両者互いに3度ずつブレークを奪うとタイブレークに突入。タイブレークでバドサは2度のミニブレークを許し、1時間22分で1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、序盤で2ゲーム連取に成功したバドサは、第6ゲームからさらに3ゲームを連取し、3時間3分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトでバドサのコメントを紹介している。
「自分のメンタルをとても誇りに思う。とてもタフな試合だった。彼女(ムチョバ)は非常に高いレベルでプレーしていた。2人は素晴らしい試合をしたと思う。私にとってはとても重要な試合だったので、この試合を突破できてとてもうれしい」
「第2セットはとてもタフだった。私にとっては第3セットでリセットするのが精神的にきつかったけれど、それができて本当にうれしい」
勝利したバドサは準々決勝で第20シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)と対戦する。オスタペンコは4回戦で第8シードの
D・カサトキナを6-4, 4-6, 6-0のフルセットで下しての勝ち上がり。
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