男子プロテニス協会のATP公式サイトは25日、世界ランク5位の
S・チチパス(ギリシャ)のインタビューを掲載。26日に開幕するムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)への意気込みや、右肩の負傷について語っている。
>>西岡、綿貫、チチパスらマドリッドOP組合せ<<24歳のチチパスは2019年の同大会で
F・ベルダスコ(スペイン)や
A・ズベレフ(ドイツ)、
R・ナダル(スペイン)らを破り決勝に進出。最後は
N・ジョコビッチ(セルビア)に屈したものの準優勝を果たした。また、昨年は
G・ディミトロフ(ブルガリア)、
A・ルブレフらを下して4強入りしている。
チチパスは母国ギリシャとスペインの環境が近い点に言及。サーフェスのスピードも自身に合っていると語った。
「文化や食べ物など、多くの点で似ている。スペインは僕にとってとても歓迎される場所で、テニスにとってとても良いところだ。ここでプレーするのはいつもいい気分だよ。ギリシャは、まだテニスのトーナメントを開催する機会に恵まれていないんだ。だから、スペインは僕にとってギリシャに最も近い国。だから、ここで良いプレーができるんだと思う」
バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)では
C・アルカラス(スペイン)に敗れたものの準優勝という成績を残したチチパス。今シーズンは1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で準優勝したが、その後右肩の負傷でツアーを離脱した。
「いい感じにはなってきたよ。クレーコートでの試合も多くなってきたしね。この大会では、良い結果を残してきたという点で、僕は優勝候補の1人だと思っているんだ。全豪オープンの後は、トーナメントに深く入っていけなかったから、バルセロナでの活躍は喜びを与えてくれた。今、僕は再び強くなることが何であるかを垣間見ることができている。物事はかなり明るく見えているよ」
「自分が望む結果を得るためには、どの試合でも一生懸命にやらなければならない。そしてそれは、僕が求めている決勝戦の可能性を手に入れるために、連続して行わなければならないんだ。今、多くの選手が調子が良く、多くの選手が仕事に打ち込んでいる。ここ数週間で、自分の強い武器がどこにあるのか、クレーコートでどのようにポイントを獲得できるのか、見通しがつくような試合を何試合かこなしてきたよ」
第4シードで出場するチチパスは今大会、初戦の2回戦で世界ランク93位の
D・ティーム(オーストリア)か同498位の
K・エドモンド(イギリス)のどちらかと対戦する。
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