男子テニスのフェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)は9日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
F・ティアフォー(アメリカ)が第8シードのT・マルティン・エチェベリーを7-6 (7-1), 7-6 (8-6)のストレートで破り、キャリア2個目のタイトルを獲得した。
>>ジョコビッチらモンテカルロ組合わせ<<度重なる雨天の影響で、8日に2回戦と準々決勝、9日に準決勝と決勝が組まれた今大会。ティアフォーは8日に世界ランク152位の
S・ジョンソン(アメリカ)と第6シードの
J・クブラー(オーストラリア)をストレートで下し、準決勝に進出。9日に行われた準決勝では、同123位の
G・ブラウワー(オランダ)(オランダ)を6-4, 6-1のストレートで下し決勝に進出していた。
迎えたエチェベリーとの決勝戦、第1セットはお互いブレークチャンスを掴むことができないままタイブレークに突入。6ポイント目で走らされながらバックハンドでパスを放つスーパーショットを披露するなどしたティアフォーが3度のミニブレークに成功し、第1セットを獲得した。
続く第2セット、第5ゲームで先にブレークに成功したティアフォーだったが、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームでエチェベリーにブレークを許し、第2セットもタイブレークに突入。お互い2度ずつのミニブレークを奪い、迎えた6-6の場面でティアフォーがこのタイブレーク3度目のミニブレークに成功。最後はこの日12本目のサービスエースをセンターに決め、大きな雄叫びをあげたティアフォーが優勝を決めた。
ティアフォーがツアー大会でタイトルを獲得するのは2018年2月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)以来 約5年2ヵ月ぶり。この間4度決勝に進出したもののすべて準優勝だったティアフォーにとっては悲願の優勝となった。
優勝したティアフォーは、今週の世界ランキングでキャリアハイを更新する11位となる。一方敗れたエチェベリーはキャリア初の優勝とはならなかったものの、これでチリ・ドーブ・メンケア・オープン(チリ/サンティアゴ、クレー、ATP250)に続く今季2度目の準優勝となり、世界ランキングもキャリアハイの59位となる。
>>ティアフォー悲願の優勝の瞬間<<
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