男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は8日に予選1回戦が行われ、今大会に日本勢で唯一人出場している予選第14シードの
ダニエル太郎が世界ランク109位の
O・ヴィルタネン(フィンランド)を6-1, 6-4のストレートで破り、予選決勝へ駒を進めた。
>>ジョコビッチらモンテカルロ組合わせ<<2試合に勝利すると9日に開幕する本戦に出場することができるこの予選。ダニエルとヴィルタネンは2度目の対戦で、昨年6月に行われたマヨルカ・チャンピオンシップス(スペイン/マヨルカ、芝、ATP250)の予選1回戦で対戦し、ダニエルが7-5, 6-3のストレート勝ちをおさめていた。
ダニエルがモンテカルロ・マスターズに出場するのは2年連続5度目で、いずれも予選から出場。最高成績は初出場だった2016年の2回戦進出で、1回戦で
A・マナリノ(フランス)を破り、2回戦で
D・ティーム(オーストリア)にフルセットで敗れている。
また昨年は予選決勝で、当時世界ランク97位の
H・デリエン(ボリビア)に4-6, 7-6(11-9), 3-6のフルセットで敗れた。
30歳のダニエルは先月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)、そしてマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)と「ATPマスターズ1000」で2大会連続の3回戦進出を果たし、今大会に臨んでいる。
ダニエルのサービスゲームから始まったこの試合、第2ゲームでブレークを奪うとそのまま5ゲーム連取で圧倒する。ダニエルはサービングフォーザセットの第7ゲーム、0-30から4ポイント連取で第1セットをわずか27分で先取する。
第2セット、ダニエルは第2ゲームでこの試合2度目のブレークポイントを与えるもこれを凌ぐ。ダニエルは第5ゲームでブレークを奪うと、このリードを守ってストレート勝ちで4年ぶりの本戦出場に王手をかけた。
ダニエルは予選決勝で第7シードの
I・イヴァシカと世界ランク104位の
H・ガストン(フランス)のどちらかと対戦する。
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