女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は27日、シングルス4回戦が行われ、第10シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)が世界ランク39位の
E・メルテンス(ベルギー)を6-4, 6-3のストレートで破り、大会初のベスト8進出を果たすと共にマッチ11連勝を飾った。
>>サバレンカらマイアミOP組合せ<<>>アルカラスら マイアミOP組合せ<<前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)で優勝を飾ったルバキナ。同一シーズンにBNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンを制覇する史上5人目の「サンシャイン・ダブル」達成に向けて前進している。
今大会、シード勢は1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク64位の
A・カリンスカヤを7-5, 4-6, 6-3、3回戦で第21シードの
P・バドサ(スペイン)を3-6, 7-5, 6-3で下し、ベスト16進出を果たした。
ルバキナとメルテンスは4度目の顔合わせでルバキナの2勝1敗。直近では2021年8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)2回戦で対戦しており、その時はルバキナが6-3, 6-2のストレートで勝利している。
第1セット、ルバキナは第7ゲームでブレークを許したものの、直後の第8ゲームから3ゲーム連取に成功し、48分で先行する。続く第2セット、ファーストサービスが入った時に83パーセントの確率でポイントを獲得。第2ゲームでブレークに成功し、1時間46分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトでルバキナのコメントを紹介している。
「今日は本当にタフな試合だった。今日も最高のスタートは切れなかったけど、2セットで終わってよかった。もちろん、体力的にはフレッシュな状態ではないけれど、なんとか自分のやり方を見つけられたので満足しているわ」
「準々決勝に進出できたことは素晴らしいことだし、明日はもっといいプレーができることを願っているわ」
勝利したルバキナは準々決勝で第25シードの
M・トレヴィサン(イタリア)と対戦する。トレヴィサンは4回戦で第24シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)を6-3, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には、第2シードの
A・サバレンカ、第3シードの
J・ペグラ(アメリカ)、第15シードの
P・クヴィトバ(チェコ)、第18シードの
E・アレクサンドロワ、第27シードの
A・ポタポヴァ、世界ランク74位の
S・シルステア(ルーマニア)が8強へ駒を進めた。
サンシャイン・ダブルを達成した4選手は以下の通り。
S・グラフ(ドイツ)(1994年、1996年)
K・クレイステルス(ベルギー)(2005年)
V・アザレンカ(2016年)
I・シフィオンテク(ポーランド)(2022年)
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